TBSのドラマ『不適切にもほどがある!』(1月26日~3月29日放送)が、ギャラクシー賞の3月度月間賞を受賞した。

  • 『不適切にもほどがある!』主演の阿部サダヲ

同賞では、「昭和から令和へと時間をかけてアップデートされてきたナーバスな問題や価値観を、両時代からの複眼で見つめ直してコメディに昇華した怪作。笑うに笑えない課題を笑いの場に引きずり出し、クドカン流の言語化で提示する荒業は毎回スリリングだった。“寛容になりましょう”という呼びかけの行方を見届けたい」と講評している。

ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰するもの。3月度はほかにも、『NHKスペシャル「語れなかったあの日 自治体職員たちの3.11」』(NHK、3月10日放送)、『世界の春日プロジェクト』(NHK、3月26日放送)、『NHKスペシャル 未解決事件 File.10「下山事件 第1部 第2部』(NHK、3月30日放送)が受賞した。

【編集部MEMO】
『不適切にもほどがある!』は、TVerが発表した1月期の総合再生数ランキングで1位となり、3,342万再生を記録した。