テレビ東京系ドラマ『チェイサーゲームW パワハラ上司は私の元カノ』(放送終了)の「いつ×ふゆファンイベント〜パワハラ上司と元カノ部下と〜」が13日に都内で開催され、菅井友香、中村ゆりかが登場した。
同作はゲーム開発会社 ダイナミック・ドリームを舞台にした漫画『チェイサーゲーム』ドラマ化第2弾。原作にはない設定とオリジナルストーリーで構成され、ダイナミック・ドリームで働く春本樹(菅井友香)と、元恋人の林冬雨(中村ゆりか)の愛憎を描いていく。「LGBTQ+」「労働問題」「セクハラ」など社会課題にも鋭く切り込んだ「恋愛×仕事」ドラマの新境地に挑んだ。
イベントでは「いつ×ふゆアンケート」「いつ×ふゆクエスチョン」などでクロストーク。「いつ×ふゆフィルム」では約30分のイベント限定映像を、2人の初見のリアクションを交えながら鑑賞し、映像内の「声出しOK・応援上映」パートでは、当日会場で配布したオリジナルペンライトを持って一緒に盛り上がる一幕も。映像の最後には”続編制作”を予期させるような演出がなされ、それを受けて2人も「何かが始まりそうな予感がするし、スタッフさんが頑張って動いてくれているみたい。私たちはいつでも準備万端なので、叶えられるようにこれからも頑張りたい」とコメントし、制作への意欲を示した。
「いつ×ふゆエチュード」では、「もしも、樹と冬雨が会社で残業することになったら!? 締めセリフ:樹『好き』「もしも、樹と冬雨が遊園地デートすることになったら!?締めセリフ:冬雨『愛してる』」というテーマでエチュードに挑戦し、2つ目のお題では、ドラマ本編で樹と冬雨の思い出のアイテムとして描かれた「赤いマフラー」が登場。樹が冬雨を想ってマフラーの匂いを嗅ぐシーンが話題を呼んだことを受け、菅井がマフラーを受け取ってすぐに匂いを嗅ぐような仕草を見せると、観客からは大歓声が起こる。本編同様に、2人で1つのマフラーを一緒に巻き付けお互いの顔の距離がグッと近づくと、会場はこの日1番の盛り上がりを見せた。
■オープニングトーク
菅井:登場した瞬間からサイリウムとかグッズとかでたくさん名前を呼んで頂き、とても感激しています。こういうドラマの公式イベントは私自身も今回が初めてで、ドラマを観てくださっていた皆さんとお会いできるなんて夢みたいな話です。イベントを実現できたのも皆さんの応援や反響あってことなので、恩返しがしたいとずっと思っていて、今日はそんな皆さまに楽しんでいただけるよう二人で頑張っていきますので、最後までよろしくお願いします。
中村:本日はお越しいただきありがとうございます。私も今日のイベントをすごく楽しみにしていました。ゆっか(菅井)も言ったみたいに、ドラマの撮影中や終わった後も、ファンの方々のコメントをよく拝見していたので、こうやっていつか皆さんの前でお話ししたり、イベントが開催できることを夢見ていました。本日それを実現することができて、とても胸がいっぱいです。今日は皆さまと一緒に楽しい思い出を作って、帰っていけたらいいなと思います。
■いつ×ふゆアンケート【事前のスタッフアンケートの回答を元に、Wキャストがクロストーク】
Q.(相手役の)林冬雨の魅力を語ってください
菅井:美しさはもちろん、中国から日本に来てくれる行動力は素敵だと思います。人間としての強さと儚さが混在していて魅力的ですし、甘え方が可愛くて、自分が守らなければいけないと思っちゃいます。あと色気がすごい。ゆりかちゃんが演じられるからこそ、”冬雨“の魅力が爆発していたんじゃないかと思います。
Q.(相手役の)春本樹の魅力を語ってください
中村:樹はよく1人で頑張ってしまうような頑固さがあるけど、いざという時に誰かを思いやる気持ちが誰よりも大きくて、そういう優しさと強さに魅力を感じます。ゆっかと重なる部分もあって、実は負けず嫌いで自分が初めてやることに対して納得いかないことがあったりすると、ちゃんと考えるし丁寧に向き合っているので、すごく素敵な女性だと思います。
Q.私だけが知っているお互いの小さな秘密を教えてください
菅井:ゆりかちゃんはお酒を飲むと、さらに笑い上戸になってずっと爆笑しています。顔も赤くなって面白いです。普段から明るいのですが、お酒を嗜むとずっと笑っていて可愛いです。
中村:気持ちが解放されて、くだらないことに対してもすぐに笑っちゃいます。ゆっかは直前まで一緒に話していても、撮影が始まるとお互い無言になるんですが、その時、無言に耐えられないゆっかは、「ふぅ」とか「ん」とか何かリアクションを取ったりする事が多くて、そういうところが可愛いです。ただ、お互いに距離の近い撮影の時は、それが耳元で聞こえるから「やめてよ~」ってなっちゃいます(笑)
菅井:自覚あります(笑)近すぎる時はこのまま無言だと恥ずかしいなと思い、私が笑ったらゆりかちゃんも笑ってくれるかなと思って、よく分からない声を発していましたね。
Q.中村さんに今だから聞いてみたいことは?
菅井:ゆりかちゃんはブランドを立ち上げたり、役者以外に歌手活動もしたり、色々なことを自分で頑張っていて、凄いなといつも思います。その原動力や、お仕事をする上で大切にしていることを聞いてみたいです。
中村:全部「ご縁」だなと思います。ずっと一緒にお仕事をしてみたいと思っていた方が、たまたま側にいてくれたりする機会があると、自分から動いて前進していきますね。それがずっと繋がっていくと、さらに次に進んで道を切り開いていけるので、これからも頑張っていきたいです。
Q.菅井さんの仕事の原動力は?
菅井:今回のドラマのように、初めてのことをする時は不安になって、「私で大丈夫かな…」とか自分を信じられなくなったりすることもあるのですが、「まだまだだけど、その時の自分のベストを出そう」ということを心掛けて、ひとつひとつ積み重ねていくことが自信に繋がると思っています。そうする中で新たな方々と出会えたり、応援してくださる皆さまからリアクションをいただけることが、私の原動力になっています。
■いつ×ふゆクエスチョン【事前にファンの皆さまから募集した質問にWキャストが回答】
質問:演じるうえで、役者としてのスイッチを入れる瞬間みたいなものはありますか?
中村:私は普段フワフワしている感じですし、休憩時間とかはゆっかや周りのスタッフと話したりしてたのですが、演じた”冬雨”というキャラクターは少し強めな感じの女性だったので、シーンに入る時は気持ちを切り替えて役に入り込みましたね。
菅井:自然とパッとできたの?
中村:もう、長いからね(笑)。女優業をずっとやってきたので、そこはちゃんとしなきゃというテンションになりますね。
菅井:すごい(笑)。私は、自分の中で楽しんでやっていることがあり、「友香」という名前にもある通り”香り”が好きなので、樹ってどんな香りなんだろうと想像して、それに合うフレグランスを探しに行ったりして、撮影の日とかは朝にシュッとつけてからお家を出てたりしました。
中村:知らなかった! そしたら、あれは樹の匂いだったんだ! 今日はつけてるの?
菅井:なので今日は、久しぶりに樹のフレグランスをつけて来ましたね(笑)
質問:もし物語の続きを描くとしたら、どんな「いつ×ふゆ」のシチュエーションを演じてみたいですか?
中村:冬雨が中国出身の設定なので、樹を連れて中国に帰るシーンを撮影できたらいいなと思います。
菅井:行きたい!本当の意味で冬雨を理解するためにも、育ってきた環境とかに実際に足を運んでみたりすることで、樹との関係値も深まると思います。
中村:トピックにもなるし、話題にもなるし!
菅井:そこまで考えてるんだ(笑)
中村:いつか中国でもイベントができたらいいなと思います。
■いつ×ふゆWレター【お互いに対する感謝の気持ちを込めて書いた手紙を朗読】
中村:
ゆっかへ
『チェイサーゲームW』でゆっかに出会えて良かったです。
いつも暖かく優しい行動をしているのを私は覚えてて、ドラマの方々に癒しを与えていて素敵だなと思っていました。
まっすぐに強い心でお芝居に取り組んでいたこともかっこよかったです。
いつかまたどこかでお互いがレベルアップできる場所でお会いできますように。
自分の体を一番大事にしてこれからも元気に過ごして下さいね。
またご飯行こうね。
ゆりかより
菅井:嬉しくてうるっと来ちゃいました…。そういう風に思ってくれていたのが嬉しかったし、私も出会えてよかったと改めて思いました。こんな風にお手紙を頂いたのも初めてだったので、感動しました。
ゆりかちゃんへ
今回のドラマでゆりかちゃんとご一緒できたこと、本当に本当に嬉しいです。
ゆりかちゃんには感謝していることが沢山あります。
撮影中は、まだまだ分からないことの多い私を持ち前のお芝居で引っ張ってくださいました。
ふとした瞬間沢山笑わせてくれて、眠い時は一緒に爆睡して、ハードな撮影もゆりかちゃんと一緒だから乗り越えることができました。
いつも周りを笑顔にしてくれてどうもありがとう。
何より、ゆりかちゃんが演じられる冬雨が本当に魅力的だから、大好きになりました。
冬雨と樹でいる時間も、ゆりかとゆうかでいる時間も、どちらも幸せです!
とてもお忙しいと思うから心配な時もあるけど夢を追いかけるゆりかちゃんをずーっと応援しています!
そしてこれからも沢山素敵な思い出を作ろうね!
末長く、よろしくお願いします
中村:ありがとう~。温かい気持ちになりました。ファンの方々にも見守ってもらいながら、ゆっかのこういう気持ちのこもった言葉をぶつけてくれたのが、生きててよかったなと思いました。
■エンディングトーク
中村:このようなファンイベントの機会を頂けてすごく光栄ですし、私自身も「チェイサーゲームW」のファンになりまして、皆さまと一緒に今日みたいな時間を過ごせたことが宝物になりました。本当に皆さまのおかげでドラマが盛り上がり、期待度も高まって、スタッフの方々もとても気合が入っているみたいです!イベントを開催できたのも、雑誌の表紙取材をやらせていただいたことも、皆さまのお力なければここまで来れなかったので、感謝の気持ちでいっぱいです。もし、今後も皆さまの応援をいただければ、願いは叶うと思いますので、ぜひぜひ私たちのことは忘れず、楽しんでいただけたら嬉しいです。
菅井:今日のイベントを通じて、皆さまが作品を楽しんでくださっていることが伝わり、いろんな愛情をいただいて胸がいっぱいです。このドラマはスタッフの方々がたくさんの愛情を込めて、みんなで一丸となって作り上げた作品ですが、こうして世の中に出て皆さまがたくさんのリアクションをくださって、出来上がったのだと感じました。皆さまの背中を少しでも押すことになったりとか、自分を認められる理由になったりとか、幸せな時間でいられるきっかけになれれば嬉しいです。そして、この2人がこれからも”冬雨”と”樹”でいられたら嬉しいので、応援よろしくお願いします!