TBSホールディングスと三井不動産は4月4日、アメリカ発祥の新興スポーツであるピックルボールの日本国内における普及を目的とし、両社で共同プロジェクトを開始することを発表した。第1弾として、都内各所にて「Pickleball Park」イベントを共同開催する。

  • Pickleball Park

ピックルボールとは、アメリカ・ワシントン州で1965年に誕生した、テニス・バドミントン・卓球の要素を組み合わせたラケットスポーツ。バドミントンと同じサイズ(テニスの約1/3)のコートで、「パドル」と呼ばれる板状のラケットを使い、穴の空いた軽量のプラスチック製のボールを打ち合う。2022年時点での競技人口は約900万人(推測)。

日本へは2015年に元全米チャンピオンのダニエル・ムーア選手が初めて持ち込んだとされ、東京・八王子市で紹介されたことをきっかけに広まり注目を集めている。

赤坂サカス広場では4月18日~21日、「Pickleball Park in 赤坂」を開催。平日はレンタルコートの一般開放や学生向けイベント、ピックルボールを通じたベンチャー企業向け交流会を行い、休日はエキシビションマッチや一般向け体験会を実施する。元全米チャンピオンのダニエル・ムーア選手も参加する。

東京ミッドタウンのコートヤードでは5月5日~6日、ハーフコートでの簡単な試し打ち体験やラリー体験、キッズ向けの的あてコンテンツを用意する(キッズ向け的あて以外の体験コンテンツは事前に申し込みした人が優先)。

COREDO室町テラス 大屋根広場では5月30日~6月2日、「Pickleball Park in 日本橋」を開催。一般体験やキッズ向け体験イベントのほか、企業・チーム対抗戦といった大会形式のイベントを実施予定。

  • 「Pickleball Park」開催地の一例