フジテレビ系ドラマ『イップス』(12日スタート、毎週金曜21:00~)の制作発表会見が9日、都内のスタジオで行われ、バカリズムと篠原涼子が“地獄の撮影”を振り返った。

  • バカリズム

    バカリズム

今作は、小説を“書けなくなってしまった”おしゃべりなベストセラーミステリー作家・黒羽ミコ(篠原)と、事件を“解けなくなった”自己評価高めのエリート刑事・森野徹(バカリズム)という互いにイップス(※心の葛藤により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし、「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと)を抱えた2人が、事件を解決していくミステリーコメディー。

第1話ではサウナのシーンが登場するが、2人そろってポンチョ姿で笑顔の場面写真に、バカリズムは「楽しそうに見えますけど、この日は地獄でした」と打ち明け、「3月のめちゃくちゃ風の冷たい日に、屋上サウナの水風呂に裸で浸からなきゃいけないんですよ。しかも雨降ったりして、まあ過酷だったんですよ」と訴える。

  • バカリズム、篠原涼子

篠原も「強風でしたよね。息ができないくらい。だから出来上がりがすごく不安です。だいたいの現場だとご配慮してくださるんですけど、“風がすごいからこっちで撮りましょう”とか言われることもなかったので、髪の毛があっち行ったりこっち行ったり、もうすごいことになってるんですよ」と回想。

さらにバカリズムは「この場所の撮影は何回かあったんですけど、本当に寒くて憂鬱でした。サウナ入ってないのに、サウナ上がりの顔しなきゃいけない。足湯すら入れてくれませんでしたからね!」と不満が止まらず、司会の伊藤利尋アナウンサーに「この屋上のエピソード、もう十分頂きました(笑)」と引き取られていた。

  • バカリズム、篠原涼子、染谷将太

    (左から)バカリズム、篠原涼子、染谷将太

  • 篠原涼子
  • 染谷将太
  • 伊藤利尋アナ