スターバックス コーヒー ジャパンは3月25日、店内アイスビバレッジ用の樹脂製グラス導入から1年で使い捨てカップやリッド(蓋)など約482トンの廃棄物削減につながったことを発表した。

  • 廃棄物約482トン削減

同社はリソースポジティブカンパニーを目指し、「2030年までにCO2排出量、水使用量、廃棄物量50%削減」のコミットメント実現に向けて、一歩ずつ歩みを進めている。

アイスビバレッジ用の樹脂製グラスは2023年2月20日から、東京・丸の内、銀座エリア、京都、静岡など約100店舗で先行導入し、2023年3月27日から順次拡大、現在は全国の約1,800店舗で提供している。グラス提供により、使い捨てのプラスチックカップやペーパーカップ、リッド(蓋)など、店舗から出る廃棄物削減につながる。さらに使い捨てカップを使用し続けた場合と比較して、水使用量や二酸化炭素(CO2)排出量についても、大きな削減効果が出ている。

  • アイスビバレッジ用樹脂製グラス

同社のサイレンロゴを配したシンプルなデザインのグラスは、使い捨てのプラスチックカップに比べて見た目も美しく、楽しみながら、気軽に参加できるサステナブルなアクション。フラペチーノなど、いつものお気に入りの1杯をグラスで楽しむ選択が、未来のための小さくも大きな1歩に。

  • 店長留学

スターバックス コーヒー 皇居外苑 和田倉噴水公園店(東京都千代田区)では、リユース率向上などを目的に、近隣の店長の理解を深めるための"店長留学"を2023年12月から不定期で実施している。同店は、環境に配慮した「グリーナーストア」の国内1号店で、マグカップやグラスの利用割合を示す店内リユース率は、約8割(店内利用時のマグカップやグラスの利用割合。2023年9月実績で76.4%)。店長留学は、丸の内や大手町、銀座エリアの店長が約3時間、皇居外苑 和田倉噴水公園店で、働きながら利用客のニーズや提案方法を学び、知見や経験をパートナー(従業員)同士で共有し、自店舗へ還元していく仕組み。2024年3月時点で50人ほどが留学を経験し、今後、さらに対象店舗を広げていくという。留学前後で、店内リユース率が10ポイント以上向上した店舗もあり、パートナーのオーナーシップが生みだしたポジティブな輪が着実に広がり始めている。

同社は他にも、リユースアクションの一環として、タンブラーをもっと楽しく、気軽に、利用してもらうことを目指す継続プロジェクト「タンブラー部」や、東京都内や愛知県内の39店舗で繰り返し使えるカップの循環プログラムも実施している。

  • タンブラー部

  • カップ循環プログラム