現在放送中の48番目のスーパー戦隊『爆上戦隊ブンブンジャー』(テレビ朝日系にて毎週日曜9:30~)。「車」をモチーフに、タイヤやスピードメーターをイメージしたレーシングスーツに身を包んだ「ヒーロー」が、自らスーパーマシンを作り上げて、限界突破していく姿を描いている。

今回、放送開始記念インタビューに登場するのは、ブンピンク/志布戸未来(しふとみら)を演じる鈴木美羽(すずきみう)。未来は運転・操縦の達人「運転屋」で、天真爛漫なムードメーカーというキャラクターだ。ウェディングドレスで登場した第1話では、範道大也(はんどうたいや)/ブンレッド(井内悠陽)との出会いで、「自分のハンドルは自分で握る」と決意、ブンブンジャーに加入した。SNSには「ミラちゃん笑顔が良すぎる」「未来ちゃん元気いっぱいで好き」「かっこいいよブンピンク!」と、表情豊かな未来に早くも魅了されたという声があふれている。インタビューでは、大活躍だった第1話に臨んだ心境や、井内と、鳴田射士郎(めいたいしろう)/ブンブルーを演じる葉山侑樹と過ごす現場の雰囲気について話を聞いた。

  • 鈴木美羽

    ブンピンク/志布戸未来役の鈴木美羽 撮影:宮田浩史

未来はムードメーカー的な存在

――本日の取材時点(2月上旬)で3話まで撮影されているとお伺いしたのですが、戦隊ヒーローの自覚は湧いてきましたか。手につけている「DXブンブンチェンジャー」にも慣れましたか。

今、やっと実感が湧いてきたところです。DXブンブンチェンジャーにも慣れました! 最初は皆全然慣れなくて、ぶつかって落としそうになっていたんですけど、最近は体に馴染んで、つけているほうが落ち着く“戦友”のような存在になっています。

――こうやってお話をしていると、鈴木さんのはつらつとした笑顔が、未来にすごくリンクしていると感じます! 鈴木さんから見て未来がどんなキャラクターなのか、教えてください。

うれしいです! ありがとうございます! 未来はとにかく明るくて天真爛漫な元気印で、ブンブンジャーのムードメーカー的な存在です。私自身も結構明るくて「元気だね」と言われることが多いのですが、未来の底抜けの明るさは、「ここまで明るいと、人を元気にさせるよな」と思わせる説得力があって、演じていて元気をもらえます。

――鈴木さんよりも、未来はさらに明るいキャラクターなんですね。似ていると感じるところは。

基本的には似ているところが多いのですが、未来には自分が決めた道を突き進む強さがあって。私は行動する前に色々と考えて悩んでしまうことがあるので、そこは未来に憧れます。

  • 鈴木美羽
  • 鈴木美羽

関西人・井内悠陽&葉山侑樹は会話のテンポが速い

――未来は第1話から大活躍でしたが、撮影は緊張しましたか。

緊張しました。第1話は、未来がブンブンジャーに加わるというストーリーなので、監督から「視聴者の目線で進むから責任重大だよ」と、いいプレッシャーをかけていただきまして(笑)。「驚くところは驚いて、楽しむところは楽しむという表現ができれば、視聴者の目線になれるから」とも言っていただいたので、身が引き締まる思いで、クランクインまではとにかく台本を読み込んでいました。

――葉山さんのインタビューでは、井内さんと葉山さんが関西出身なので、現場でもボケツッコミが飛び交っているという話題が出ました。鈴木さんがお二人といるときは、どんな雰囲気なのか、教えてください。

二人は関西人で、会話のテンポがすごく速いんです。悠陽くんがボケたとき、私がツッコみたくても、侑樹くんが先にツッコんだりして。ついていくのに必死なときもあります。

――日頃からボケツッコミが飛び交っているんですね。

侑樹くんがボケて、「今、ツッコミ待ちしているんだろうな」という瞬間も見かけます!(笑)