マイナビが東京・銀座で運営するアートスペース、マイナビアートスクエア(MASQ)は、2023年に収蔵を開始した企業コレクション「マイナビアートコレクション」を一般公開する展覧会を、3月12日より開催する。

同コレクションは、企業として、また社員自身が日常の中でアートと触れ合い、考え、アートから得た気付きや刺激が自らの生活や仕事、企業活動の糧となることを目的に、昨年6月にマイナビ本社オフィスで開催したコレクション展示で、社内で初公開されたもの。このほど、マイナビアートスクエアにて、一般公開する運びとなった。

同展では、酒井建治、土屋未久、沼田侑香、藤倉麻子、村田啓、楊博、横山麻衣による作品21点を、アーティストヘのインタビュー、作品解説とともに楽しめる。アートの見方に正解や不正解はなく、より豊かな鑑賞体験をもたらすきっかけづくりとして、アーティストが作品に込めた思いや制作背景などを伝え、アートによって心を動かされたり、社会や自身について考えたり、誰かとの対話の種を見つけられる機会の創出を目指す。期間は3月12日~5月11日、入場無料。

なおマイナビアートスクエア(MASQ)は、昨年7月に銀座・歌舞伎座タワー22階にオープンした、学生、ビジネスパーソン、企業、教育機関とアーティストのつながりを後押しするプラットフォーム。 複雑化した社会で、主体的に考え柔軟に判断していく力を養うきっかけとなる「アート」や「アート思考」、「リベラルアーツ」を起点に、プログラムを展開。新たなアイディアやアプローチをもたらすアーティストやキュレーター、コレクティブ(共同体)などの表現者らと共に、機械やAI では代替できない、一人ひとりのもつ潜在的な可能性を広げることで、豊かな未来を共創することを目指しているという。