「新婚の頃はあんなに仲が良かったのに、いつの間にか夫婦間の会話が無く、目も合わせない状況になってしまった」などと悩む方もいらっしゃるでしょう。
本記事では夫婦仲が悪い女性の特徴、夫婦仲が悪いとはどういう状態のことを指すのかや、夫婦仲を改善するための対処法を紹介します。
夫婦仲が悪い女性の特徴のチェックリスト
早速、夫婦仲が悪い女性にありがちな特徴を紹介します。当てはまるかどうか確認をしてみましょう。
夫の悪口や愚痴ばかりが出てくる
夫婦は元々は他人同士であり、どの夫婦も大なり小なり価値観の違いを抱えています。それらを話し合ってすり合わせたり、譲り合ったりできるのが理想の形です。また、誰しも短所だけでなく長所があるはずです。
それにもかかわらず、夫のことを思い浮かべるとき、悪口や愚痴ばかりが出てきてしまうという女性は、夫婦仲に赤信号が点灯中と言えるでしょう。
ヒステリックで口うるさい
すぐに頭に来てしまいヒステリックに怒る、夫への小言が多いなどの行いは、夫から避けられる原因となりがちで、夫婦仲も冷え込んでいきます。
夫は自宅に帰っても安心してくつろぐことができず、家にも居つかなくなるでしょう。
夫に不満や要望がある場合も、伝え方には工夫が必要です。
不満をため込みがちで、それが態度に出る
不満があったときに我慢をしていても、表情や言葉の選び方、態度などに表れてしまうと、夫は居心地が悪くなるでしょう。
夫から「何に対して怒っているのか」と聞かれてますます不機嫌になってしまう場合は、特に要注意です。
プライドが高い
素直に謝れない、自分の非を認めない、夫を見下しているといった、プライドが高いタイプの女性も、夫と不仲に陥りやすいでしょう。自分に失敗やミスがあったときに、相手に対して誠実な対応ができないためです。
プライドが高い妻と一緒にいると、夫は疲れてしまいます。いつも夫ばかりが下手に出ている状況であれば、女性側はプライドの高さを見直した方が良さそうです。
浪費癖がある
浪費癖がある女性も、夫婦仲が悪いことが多いでしょう。
余った自分のお金で趣味を楽しむといった分には良いのですが、家族の生活費、また子供や将来のために二人で貯めておいたお金などを、夫への相談なく勝手に使うことは問題です。
これが夫に知れれば、不信感や不安につながってしまいます。
不倫をしている
他の相手から癒やしやときめきを得ようと、不倫をしている女性も、夫婦仲が悪いことが多いでしょう。
相手の気持ちを考えられない不誠実な行為は、夫を傷つけます。夫婦間の問題を解決せずに、外に何かを求めても、夫婦仲は悪化する一方です。そうなると余計に不倫相手が恋しくなり、抜け出せないという悪循環に陥るでしょう。
子どもに依存しすぎている
夫婦仲が悪い女性の中には、夫に愛情を注げない、または愛情を得られないからと、その分を子どもに求めすぎる人も多いようです。
また子どもの生活や子どもの将来については夫と話すものの、お互いのことを話すことが一切無いなど、子ども抜きでは夫婦として成り立たないケースもあります。
部屋が極端に散らかっている・汚れている
自分が掃除担当だが部屋が極端に散らかっている、汚れているという女性も、夫婦仲が悪いケースがありそうです。
確かに食事の用意や育児などに比べて、掃除や整理整頓は優先順位が下がりがちです。しかし家族の健康や癒やしのためには、大切な家事の一つ。
そうは言ってもそこまで手が回らない、気が回らないということは、既にいっぱいいっぱいで、余裕が無い状態と言えるでしょう。
そういった中で夫へヘルプ要請が出せない、または出しても聞いてもらえないといった場合は、夫婦仲が悪くなっている可能性があります。
夫婦仲が悪い状態とは
そもそも夫婦仲が悪い状態とは、具体的にどのような状態なのでしょうか。例を紹介します。
一緒にいて疲れる
一緒にいて疲れるのは、夫婦仲が悪い状態の代表的なケースです。
お互いを思いやることができず、相手の心身をいたわってあげられないと、「一緒にいて疲れる」と感じてしまいます。
結婚生活に安心感や安らぎがない状況となり、お互いに疲弊し、つらい思いをしています。
けんかが絶えない
夫婦生活にけんかはつきものですが、あまりに頻繁な場合、またけんかが長引いたり、なかなか仲直りができなかったりする場合は、夫婦仲が悪い状態と言えるでしょう。
このような場合、お互いに思っていることをぶつけ合うだけとなり、譲り合う心もありません。日々争いが絶えないと、夫婦仲は修復不可能な状況に追い込まれていきます。
コミュニケーションを取らない
逆に会話がほとんど無く、コミュニケーションを取らないのも、夫婦仲が悪い状態と言えます。
必要なことだけ事務的に連絡をしたり、子どもを介して伝えたりするようなこともありますが、挨拶や雑談がなく、視線も合わせないような状態はつらいものです。
食事を一緒にとらない
食事を一緒に取らない夫婦も、危険信号と言えるでしょう。もちろん仕事の都合や、生活リズムの関係などで、同じ時間に食事できない場合は仕方ありません。
しかし一緒に食事できるのにあえてしないとなると、どちらかが「同じ空間に居たくない」と思っているケースがあります。または相手が他の家事や育児に追われているのに、手助けせずに自分だけ食べ始めるという、思いやりの無い状態になっていることも。
そして、一緒に食事をとらないことで会話が減り、お互いのことをますます理解できなくなるという、悪循環に陥る可能性があります。
二人で出掛けたくない
夫婦仲が悪いと、二人で出掛けることも少なくなるでしょう。もちろん、子どもが小さくて二人で出掛けるチャンスが無い、休みが合わないなどの場合は仕方がありません。
しかし「二人で一緒に出掛けたくない」と思っている場合は注意が必要です。二人きりの時間を避けようとするのは、夫婦仲が悪い状態と言えます。
夫婦仲を改善する方法・対処法とは
次に、夫婦仲を改善したいと思ったときはどうすればいいのか紹介します。
意識してコミュニケーションをとる
まずは、積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。挨拶や会話を重ねるだけでも、二人を取り巻く雰囲気は変わっていきます。
意識的に目を合わせたり、表情を柔らかく保ったりするだけでも効果は見られるはず。相手に対し敵意が無いことや、興味・好意があることをアピールしましょう。
自分の気持ちをしっかり伝える
相手に今の自分の気持ちを伝えることは、夫婦生活の維持・改善に重要です。ただし思ったことを感情に任せて伝えてしまうとけんかになってしまうため、できるだけ冷静に伝えましょう。
こちらの思いを誠実に、誤解なく伝え、また相手の気持ちもじっくりと聞いてみます。
そうすることで、今まではただお互いに誤解や思い込みがあっただけだとわかることも多いでしょう。
相手を尊重する気持ちを大切にする
自分の思いばかりを押し付けていると、夫婦仲は悪化します。相手がどういう気持ちなのか、どういう状況なのかを理解し、尊重する姿勢も大切です。もしかすると相手は、こちらが気付いていなかった不満や悩み、ストレスを抱えているかもしれません。
また、思いやりのない言葉や態度は避けましょう。たとえ相手に嫌なことを言われたり不満があったりしたとしても、売り言葉に買い言葉では溝は深まるばかり。こちらが大人になってあげて、なるべく思いやりを持って接するようにしたいものです。
自分の気持ちを整理する時間を作る
自分の気持ちに素直に向き合うことも大切です。相手と本当に夫婦生活を続けていきたいのか、一度じっくりと考える時間を持ちましょう。
今後も夫婦として続けていきたいと心から思えるなら、これからはどのような態度で接していくべきなのか、自分自身に改善点はないのかなどを考えてみてください。
また仮に離婚する場合も、早急な判断は禁物です。離婚後にやはりやり直したいと思っても、簡単にやり直せるものではありません。ですから一時的に感情が高ぶっているときに、自分の気持ちを判断するのは避けます。
そういった意味でも、きちんと時間を掛けて、自分の気持ちを整理していきましょう。
プロに頼るのも一つの方法
どうしても感情がまとまらないときには、第三者の手を借りるのも手です。
プロのカウンセラーに介入してもらったり、相談に乗ってもらったりすると、選択肢も広がります。
選択の幅を広げ、より良い未来のために一歩を踏み出そう
夫婦仲が悪い原因にはさまざまなものがあります。大切なのは、自分自身を追い込みすぎないことです。
夫婦仲の改善や自分のより良い人生のためには、さまざまな選択肢があると理解するだけでも、心に余裕が持てるようになるでしょう。