JR九州は1日、運転士の保護メガネ(偏光サングラス)を導入し、4月1日から順次使用開始すると発表した。2023年9月から保護メガネ(偏光サングラス)着用を試行しており、結果が良好だったため、4月1日より本導入することとなった。

  • オーバーグラスタイプ着用イメージ

  • クリップオンサングラスタイプ着用イメージ

  • オーバーグラスタイプ(ロゴ入り)イメージ(提供 : TALEX)

  • クリップオンサングラスタイプ(ロゴ入り)イメージ(提供 : TALEX)

保護メガネ(偏光サングラス)の導入について、運転士の前方確認時の視認性向上と疲労軽減によるさらなる安全性向上を図るためとしている。導入効果として、直射日光・反射光のまぶしさを軽減することによる視認性向上、直射日光および反射光のカットによる疲労軽減を挙げている。

JR九州エリア内における新幹線・在来線の全運転士を着用対象者とし、希望者へ貸与する。保護メガネ(偏光サングラス)はタレックス製「トゥルービュー」レンズを使用。色覚に影響を及ぼさない性能(特許取得)を有し、直接着用やメガネの上から掛けることもできるオーバーグラスタイプのほか、メガネに装着して使用するクリップオンサングラスタイプが用意される。