ベントレーのSUV「ベンテイガ」に日本限定の新型車「アズールニンバスコレクション」が登場した。台数は10台のみ、価格は3,500万円。すでに注文が入ったというが、まだ買えるのか? そもそも、ニンバスは何が特別なのか? 実物を拝見してきた。
ベンテイガのニンバスとはどんなクルマ?
ベンテイガはベントレーが2015年に発表した同ブランド初のSUV。「アズールニンバスコレクション」はベントレーのビスポーク部門(クルマのカスタマイズやパーソナライズを行う)である「マリナー」(Mulliner)の日本正規販売開始60周年を記念した特別なモデルだ。搭載するのは4.0LのV型8気筒ツインターボエンジン。最高出力は550PS、最大トルクは770Nmとなっている。
「ニンバス」(Nimbus)は「雨雲」の意味。限定モデルには雨雲からインスピレーションを得た特別なエクステリアカラー「クラウドグレー」を採用している。インテリアは刺繍の入った豪華なシートが特徴的だ。
ベントレーモーターズジャパンのブランドダイレクターを務める遠藤克之輔さんによれば、日本限定10台のニンバスには「すでにご注文をいただいています」とのこと。念のため、あと何台残っているかを聞いてみたのだが、その点については開示できないそうだ。2月22日の正午ごろに聞いた話としては、少なくとも今なら注文すればまだ買えるとのことだった。
2024年2月23~24日にはニンバスを六本木ヒルズ カフェ/スペースに展示する。会場ではペイントアーティスト「はくいきしろい」が作成したアート作品も見ることができる。
「ベンテイガ アズール ニンバス コレクション」(BENTAYGA Azure Nimbus collection)の概要
ボディサイズ:全長5,125mm、全幅1,995mm、全高1,740mm、ホイールベース2,995mm
車両重量:2,670kg
エンジン:3,996ccのV型8気筒ツインターボ
動力性能:最高出力550PS、最大トルク770Nm、0-100km/h加速4.5秒
価格:3,500万円(日本限定10台)