俳優の反町隆史が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『グレイトギフト』(毎週木曜21:00~)第5話がきょう15日に放送される。

  • 左から明日海りお、反町隆史=テレビ朝日提供

■反町隆史主演『グレイトギフト』

今作は、『ラストマン-全盲の捜査官-』(23年)、『マイファミリー』(22年)、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(21年、23年)、『グランメゾン東京』(19年)など、ヒット作の脚本を次々と手掛ける黒岩勉氏による完全オリジナル作で、「完全犯罪の殺人」を可能にする未知の殺人球菌「ギフト」をめぐるノンストップの“サバイバル医療ミステリー”。

先週放送の第4話では、「ギフト」の発見者・藤巻達臣(反町)と検査技師・久留米穂希(波瑠)の結束がさらに強化。秘密裏に、ギフトの活動を停止させる特効薬の研究開発に着手し始めることに。かたや、ギフトを悪用して邪魔者を次々と消してきた新理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)は、藤巻と心臓外科医・郡司博光(津田健次郎)を教授に任命して膝元に置き、身の毛もよだつ暗躍と理想とする医療の実現にまい進。ラストには、白鳥に忠誠を誓い続けてきたはずの郡司が、ギフトを盗んで密売した事務長・本坊巧(筒井道隆)、さらには藤巻をも支配下に置き、「ギフトの力で白鳥を潰して、俺が理事長になる」と宣言した。

■第5話では、郡司が野望街道を爆走!?

第5話では、入院している妻・藤巻麻帆(明日海りお)の命を人質に取られ、白鳥と郡司に従わざるを得ない状況に置かれてきた藤巻。冷え切った麻帆との関係は日ごとに悪化しているにもかかわらず、藤巻の不器用な愛の灯火は今なお消えることはない。すべては妻を守るため、ギフトを悪用する男たちのはかりごとにも甘んじて加担してきた藤巻。しかし今夜の第5話で、ギフトの魔力は女たちをも闇へと引きずり込む。第4話で本坊にギフト密売の闇ルートを紹介した会員制ラウンジのオーナー・安曇杏梨(倉科カナ)が一転、今度は郡司に手を貸し、思わぬ暗躍を開始。さらに藤巻と共闘する久留米、麻帆の元カレでもある郡司と不倫中の看護師長・鶴下綾香(片山萌美)もそれぞれ、絶対に負けられない戦いに直面することに。そして、藤巻の妻・麻帆(明日海りお)までもが、不倫関係であることが明らかに……!?

藤巻と本坊の弱みを握り、もはや怖いものはないとばかりに野望街道を爆走する郡司。ところが、警視庁の元捜査一課刑事・神林育人(尾上松也)が張り巡らせる捜査網も、猛烈な勢いで水面下から迫りくる。未だ謎に包まれたギフトによる連続不審死の真相を追い続ける神林の鋭い目が、一進一退だった捜査の突破口をついにとらえる。そんな中、杏梨に狂信的な片想いをする本坊も、彼女の本命が郡司だと知って一念発起。藤巻と久留米に、郡司の不倫相手を見つけ、そのネタを切り札に反逆しようと持ちかけるが……。新たな殺人を食い止めようとする藤巻は、やがて白鳥との直接対決に身を投じることに。しかしその直後、思いもよらなかった“妻の裏切り”が発覚し……。第5話の新たな犠牲者とは。

【編集部MEMO】第5話あらすじ
明鏡医科大学付属病院の病理医・藤巻達臣(反町隆史)が発見した殺人球菌「ギフト」を盗み、密売した事務長・本坊巧(筒井道隆)。2人の弱みを握り、支配下に置いた心臓外科医・郡司博光(津田健次郎)はこれぞ好機とばかりに、震天動地の裏切りを企てる。頃合いを見て、これまで忠誠を誓ってきた新理事長・白鳥稔(佐々木蔵之介)にギフトでとどめを刺し、その後釜に座る――藤巻と本坊を前に、そう高らかに宣言した郡司は、会員制ラウンジの謎多きオーナー・安曇杏梨(倉科カナ)の協力を得て、さらなる暗躍を開始する。一方、郡司から新たなギフトの培養を命じられた藤巻は逡巡。とはいえ従わなければ郡司にはいつでも、明鏡医大に入院中の妻・藤巻麻帆(明日海りお)の命を狙う準備はできている。医師として、夫として、葛藤を重ねた末、藤巻は麻帆を転院させようと考えるが、事は思うように進まない。そんな中、杏梨に狂信的な片想いをする本坊は、彼女の本命が郡司だと知って一念発起。共闘関係にある藤巻と検査技師・久留米穂希(波瑠)に、郡司の不倫相手を見つけ、そのネタを切り札に反逆しようと持ちかける。やがて妻の命を守るため“起死回生の一手”に出る藤巻。時を同じくして、久留米、杏梨、そして郡司と道ならぬ逢瀬を重ねる看護師長・鶴下綾香(片山萌美)――“女たちの戦い”が過熱する中、どこまでも渦巻く嫉妬と欲望が招く殺人。新たなる殺人を阻止するため、藤巻が動き出す。