JR四国は14日、老朽化したローカル気動車(ディーゼルカー)の置換えとして、ハイブリッド式車両の導入を計画していると発表した。2025年12月に量産先行車4両(2編成)が完成し、性能確認試験を実施した後、営業運転の開始を予定している。
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ハイブリッド式ローカル車両外観イメージ (JR四国提供)
新型車両は同社において新方式となるハイブリッド式を採用し、安全性・信頼性のさらなる向上を図るとともに、静かで快適な乗り心地を提供する。エンジンで発電した電力とブレーキ時等に蓄電池に貯めた電力を組み合わせ、モーターを回転させて走行する。駅停車時はアイドリングストップすることで燃費を向上させ、CO2を削減するとのこと。
外観は、煌めきがうつろうステンレスボディと、四国の海や空をイメージしたJR四国のコーポレートカラー「ライトブルー」で塗り分けたデザインに。ライトブルーを縁取るゴールドのラインや側面のストライプは、青い空から碧い海や川面にふりそそぐ光をイメージし、四国の豊かな自然と、澄み切った空気や水を表現している。
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ハイブリッドシステム構成図 (JR四国提供)
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ハイブリッド車両走行イメージ (JR四国提供)
導入が計画されているハイブリッド式ローカル車両の車両形式は未定とされている。車両構成は1編成あたり2両、駆動システムはハイブリッドシステム、最高運転速度100km/h。2025年12月に量産先行車として2編成4両が完成し、性能確認試験を実施した後、営業運転を開始(営業運転の開始時期は決まり次第、発表する)。量産車は2027年度から順次導入予定となっている。
