太陽生命保険は2月9日、サービス価値向上において大きな成果を上げた支社を表彰する「企業価値向上運動 V-up 年間表彰大会~LC Award~」を開催した。予選を勝ち抜いた全国11ブロックを代表する支社が、1年間の取り組みや成果を発表。審査の結果、石巻支社と沼津支社の2つの支社の優勝が決定した。

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    太陽生命保険が「企業価値向上運動 V-up 年間表彰大会~LC Award~」を開催

対面でもリモートでも、顧客とのつながりを構築

V-upは「Value up」の略称で、全国の支社における訪問サービス活動やカウンセリング活動を通して、太陽生命のさらなる価値向上を目指す取り組みだ。

もともとは2007年に開始した各支社の業務の品質向上を通じて、業務効率化を図る業務改善運動「Q-up(Quality upの略称)」としてスタート。より本質的な価値向上を実現し、太陽生命ファンを増やそうと、2021年に「V-up」に刷新された。

V-upの主役は、「ライフカウンセラー(LC)」と呼ばれる、全国の支社に所属する一般職社員だ。2023年度は、「変革への挑戦、支社LCによる新たな価値の創造~お客様とのつながりを対面でもリモートでも築き上げらえるライフカウンセラーへ〜」がテーマ。

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    予選を勝ち抜いた全国11ブロックを代表する支社が1年間の取り組みや成果を発表

ダイレクト情報を活用したデジタルマーケティング活動、訪問サービス活動や営業・サービス拠点としての支社態勢づくりといった取り組み方針のもと、支社のLCが一丸となり取り組んできた成果を発表した。

「本日お届けしますね話法」でアポ取得率89.3%

各支社の代表者による1年間の取り組みや成果の発表は、終始和気あいあいとしたムードで進行。すべての代表支社が発表した後、3位から1位までの結果発表と、トロフィー等を授与する表彰式が執り行われた。

見事、優勝を勝ち取ったのは仙台ブロック代表の石巻支社と浜松・名古屋ブロック代表の沼津支社。

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    表彰式の様子

石巻支社ではダイレクト情報郵送希望顧客への「ポスト投函話法」をさらに進化させ、遠方でも午後の時間帯でも「本日お届けしますね話法」により、アポ取得率89.3%、インフォマ成約率69.8%を達成した。

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    優勝した仙台ブロック代表の石巻支社

一方、沼津支社は沼津モデルと呼ばれる3年未満営業職員のコンビ育成を進化させ、リモート申し込みの定着に関する取り組みを強化。契約からアフターフォローまでの育成態勢を築き上げ、支社LC3名の体制ながら12月までの成約件数34件などの成果につなげたという。

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    優勝した浜松・名古屋ブロック代表の沼津支社

副島直樹社長は表彰にあたり、「両支社とも実際の成果につながったということは非常に尊いこと、それだけ活動が浸透しているということではないかと思います。決して成果だけを求めるものではないんですが、LCとしての今後の活動、今年度の模範となるつもりで、2支社を優勝としました」と、コメントを寄せた。

業務改革を進めてさらなるファンを生み出す

今回のLC Awardでは、優勝に輝いた石巻支社と沼津支社に加えて、大宮・船橋ブロック代表の宇都宮支社と横浜・平塚ブロック代表の横浜支社が3位に。広島・松山ブロック代表の宇部支社と福岡・熊本ブロック代表の福岡南支社が準優勝となった。

各支社の特徴や強みを活かし成果につなげた発表が多く、審査が難航した結果、2支社ずつの表彰という結果になったようだ。

取締役の二見陽子氏は閉会の挨拶で、「優勝した石巻支社・沼津支社の2支社はもちろん、11ブロック代表支社の今日の発表は本当にみなさん素晴らしいものでした」と、述べ、来年度に向けて進めているという業務改革について語った。

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    太陽生命保険取締役の二見陽子氏

「来年10月には現在の支社の業務が7割削減できる見込みで、太陽生命ファンを増やすための取り組みやサービス活動に、さらに時間を使っていただけるようになる予定です。また、さまざまな活動やプロセスが正しく評価・処遇されるよう、人事制度の改定も人事部で検討して取り組んでいるところです。会社全体でチームとして協力し合い、太陽生命のさらなる発展や成長につなげていきたいと考えています」

Q-up時代も含めると、2007年から毎年テーマを設定し、顕著な成果を上げた支社を表彰する取り組みを行ってきた太陽生命。保険は顧客に「安心」を提供する無形商材だからこそ、現場の1人ひとりの意識と行動の変化が、大きなうねりとなっているようだ。