京王電鉄は9日、京王線・井の頭線のダイヤ改正を2024年3月16日に実施すると発表した。座席指定列車「京王ライナー」は平日・土休日ともに新宿~京王多摩センター・橋本間の列車を増発。土休日の午前中に新宿発橋本行の列車を新設する。
現行の「京王ライナー」は、平日朝に京王八王子発新宿行6本・橋本発新宿行5本、平日夕夜間に新宿発京王八王子行7本・新宿発橋本行11本、土休日の朝に京王八王子発新宿行3本、橋本発新宿行3本、土休日の夕夜間に新宿発京王八王子行7本・新宿発橋本行9本を運転している。ダイヤ改正に合わせ、相模原線へ乗り入れる京王多摩センター・橋本方面の列車が増発される。
平日朝の時間帯、上り「京王ライナー40号」(橋本駅8時50分発・新宿駅9時29分着)の後に京王多摩センター駅始発の上り「京王ライナー42号」を増発。京王多摩センター駅9時54分発・新宿駅10時27分着で運転され、途中の京王永山駅と明大前駅に停車する。平日夕夜間は、新宿発橋本行の「京王ライナー」下り列車を2本増発(新宿駅17時20分発・21時40分発)。17~21時台に毎時2本の運転となり、新宿駅を毎時20・40分に発車して橋本駅へ向かう。増発にともない、平日夕夜間の新宿発橋本行は一部列車の号数を変更。新宿駅16時40分発の下り「京王ライナー31号」から、同駅23時20分発の下り「京王ライナー55号」まで、計13本の運転となる。
土休日の朝は、上り「京王ライナー36号」(橋本駅10時5分発・新宿駅10時43分着)の後に上り「京王ライナー38号」を増発し、橋本駅11時5分発・新宿駅11時48分着で運転。橋本発新宿行の「京王ライナー」が計4本に増え、8~11時台の毎時5本に橋本駅を発車して新宿駅へ向かう。
都心から相模原線沿線へ出かける際の利便性向上も図り、土休日の午前中に新宿駅10時15分発・橋本駅10時55分着の列車を増発。下り「京王ライナー31号」として運転される。これにともない、土休日の午後に運転される新宿発橋本行の「京王ライナー」は号数を変更し、現行の「京王ライナー31号」(新宿駅15時20分発・橋本駅15時54分着)は「京王ライナー33号」となる。
新宿~京王八王子間の「京王ライナー」は平日・土休日ともに本数・発着時刻・号数の変更はない。新宿駅始発の「京王ライナー」について、平日は1番線、土休日は2番線から発車するとのこと。土休日に新宿~高尾山口間で運転される「Mt.TAKAO号」も本数・発着時刻・号数の変更はなく、高尾山口駅17時15分発の上り「Mt.TAKAO 8号」は現行通りシーズン限定列車として運転される。