「嫁が家事をしてくれない……」と悩み、イライラを募らせている男性必見!

今回は、家事をしない嫁に対し「文句を言いたいけれど夫婦げんかになるのは避けたい。とはいえ何もせずに見過ごすわけにもいかない……」と悩んでいる男性にむけて、嫁の心理や対処法を解説します。

また、家事をしない嫁に絶対してはいけないNG事項についても紹介しますので、参考にしてください。

家事をしない嫁の実態

  • 夫がイライラしてしまう家事をしない嫁の実態

    家事が原因でケンカになることも

仕事を終えて家に帰ると、夕食は用意されておらず、シンクは使った食器で溢れており、リビングは洗濯ものでいっぱい……。こんな家での現状に、イライラしてしまう男性もいるのではないでしょうか。

ここでは、よくある家事をしない嫁の実態を紹介します。

専業主婦なのに嫁が家事をしない

専業主婦の嫁を「日中に自分の代わりに家事をして支えてくれる嫁」と認識している男性も多いのではないでしょうか。 外で忙しく働いて帰ってきたら、嫁が家事を全くしていなかった…。このようなことがあると、「専業主婦で日中も家にいるのに、なぜ家事を一つもできていないんだ?」と疑問を抱いてモヤモヤしてしまいますよね。

共働きなのに嫁が家事を分担してくれない

共働きの夫婦であれば、「家事は分担してやる」「半分ずつする」というように、結婚前に約束していたという人も多いでしょう。にもかかわらず、自分の担当分であるはずの家事を嫁がしていないとすれば、ストレスを感じてしまうのは当然でしょう。

料理=スーパーやコンビニの惣菜&冷凍食品のレンチンばかり

夫が嫁に任せたい、もしくは任せていた家事の最たるものが料理ではないでしょうか。夫からすれば「結婚すれば嫁の手料理が食べられる」と期待に胸を膨らませていたかもしれません。

しかし、結婚して、専業主婦でほとんど家にいるのにもかかわらず、料理はレトルト・総菜・冷凍食品ばかりという嫁。文句を言うと以後何にも用意してくれなくなるという可能性を恐れて、黙って食べるという夫も多いんだとか……。

洗濯=洗った服は洗濯機にそのまま&乾いた服はソファに山積み

「便利な機能盛りだくさんの最新洗濯機を買ったのに、洗濯物が山のようにため込んである……」「洗い終わった洗濯物が洗濯機に置き去りにされてる……」このような状態に心当たりがある男性もいるのでは?

嫁の担当家事であるはずの洗濯が手つかずのままで、諦めて仕事から帰った夜や休日に仕方なく洗濯機を回して干してたたむ、こんな日々を送っている男性もいるようです。

掃除=床にゴミが散乱していても気にしない

「こんなに汚い部屋が気にならないのか……」と不潔な部屋でもへっちゃらの嫁にまいっている男性もいるでしょう。

ものが床に散乱し、整理整頓されていなかったり、服や書類、雑誌などが散らばっていたり……。なかには生ゴミが放置され部屋全体が不快な臭いを発していて、自分の家なのに「住めたもんじゃない」と思いながら過ごしている人もいるんだとか。

片付けられない嫁、掃除ができない嫁に対して、ストレスを感じている男性は多い模様です。

家事をしない嫁の心理・理由

  • 嫁が家事をしないのには切実な理由がある?嫁の言い分や心理状態を知ろう

    嫁にだって言い分はある!?

家事をしない嫁に対して夫がイライラする気持ちはわかります。ただ、嫁が家事をしないのにはそれ相応の理由が隠れているものです。

夫として嫁に家事をして欲しいと願うのであれば、まずは理由や心理を知ってから、対策を立てることをおすすめします。

忙しくて家事ができない

共働きの場合だと、外での仕事が忙しいときもありますよね。そのため、帰宅後に家事に十分な時間を確保できないことはありえます。

勤務先で急な業務対応や残業を求められることもあるため、予定どおりいかなくなり、家事の計画を立てにくい状況が生じることも。さらには、子どもが生まれると子育てが忙しくなって、家事に手が回らないという状態も十分に考えられるでしょう。

家事に苦手意識をもっている

家事の経験があまりないため、家事を敬遠しているという可能性もあります。親から家事の手ほどきを受けずに育ってきていたり、一人暮らしを経験していなかったりと、家事とは無縁の生活を送ってきていたとすれば、具体的な作業や手順がわからないため、自信のなさから家事に手を出さないということも考えられます。

苦手な家事をしなければという思いが精神的な負担になり、それがより一層苦手意識を助長して、家事から遠ざかってしまうこともありえるでしょう。

夫が家事をしてくれると思っている

嫁が家事をしない理由として、夫が家事をしてくれるものと期待していたり、思い込んでいたりすることも考えられます。家事をしないことで、夫に「私の状況や考えを察してよ」というシグナルを送っているのかもしれません。

家事に対する基準が夫と嫁とで異なる

家事に対する基準が、嫁と夫で異なるのは一般的に十分ありえます。育った環境や文化などが違えば、家事の価値観や考え方も異なります。

例えば清潔さや整頓の基準です。何が「きれい」や「整っている」と感じるかは、個人によって違います。片付けや掃除の基準が異なれば、嫁と夫とで家事のレベルが一致しないのは当然です。

また、家事に費やす時間の基準も夫と嫁とでは異なる場合があります。夫は家事に多くの時間をかけることを重視していても、嫁は効率的に家事をこなすことを重視しているのかもしれません。

夫に不満があるから嫁は家事をしない

夫に対するそもそもの不満が、嫁が家事をしない理由に含まれている可能性もあります。 「家事に協力するという、結婚前の約束が守られていない」「夫が脱ぎっぱなしにした服を、私が片付けるなんて嫌だ」といった家事そのものに対するものから、「もっと家族との時間を作ってほしい」「育児の悩みを聞いてほしい」「育児に協力してほしい」といった家庭を省みない態度へのものまで、夫への不満、イライラが募りに募った結果、家事へのやる気をなくしてしまったことも十分に考えられます。

家事をしない嫁に家事にやる気を出してもらうための対処法

  • 家事をしない嫁に家事にやる気を出してもらうための対処法

    諦めずに歩み寄りましょう

嫁が家事をしないのには、さまざまな理由があるとはいえ、改善してほしいと思うのは夫の当然の願いです。できるだけ穏やかに解決できるよう、いくつかの方法を試してみましょう。

まずは感謝を! ありがとうの気持ちを伝える

嫁に感謝の気持ちを伝えることは非常に大切ですし、良いリスタートのきっかけになります。ただし、感謝の伝え方にも注意が必要です。以下は、感謝を伝える際のポイントです。

●具体的な行動に感謝する

例えば、「昨日の夕食、本当においしかった。君が作ってくれたおかげで、リラックスできたよ」といった具体的な例を挙げることで、嫁がどのような点で貢献してくれたかを伝えられます。

●肯定的な言葉を使う

感謝の言葉は肯定的で穏やかなものにしましょう。相手を批判するような言葉遣いではなく、お互いの関係を良好に保つよう心がけましょう。

●日常的に感謝を伝える

定期的に感謝の言葉を伝えることで、相手がやりがいを感じやすくなります。感謝の言葉は日常的に行うことで、お互いのモチベーションを高めることができます。

つぎに寄り添う! なぜ家事をしないのかを嫁に尋ねる

理由を尋ねることは、問題の解決やお互いの理解を深める良い方法です。ただし、嫁のことを尊重しながら尋ねることが大切。理由を尋ねる際のポイントを挙げます。

●オープンな態度で

相手が安心して本音を話せる雰囲気を作ることが大切です。「最近、家事について気になることがあるんだけど、一緒に話さない?」といった具体的な提案が役立ちます。

●具体的な質問で

「最近、家事が滞っているように感じるんだけど、何か他に大変なことがあるのかな?」といった具体的な質問にすることで、嫁も「夫は自分の悩みを分かってくれている」と感じ、話しやすくなります。

●自分の気持ちをシェアして

なぜ嫁に家事をして欲しいのか、自分の気持ちや期待を率直に伝えることも重要です。「家事を一緒にやりたいなと思っているんだ。お互いに協力すれば、家庭がより良い状態になると思うんだよ」と伝えることで、相手も協力したくなるはずです。

つぎは提案! 家事の分担や夫ができることを一緒に考える

家事の分担や、一緒にできることを夫婦で考えるのは、とても良いアプローチです。

●まずはコミュニケーション

まずはお互いに希望や期待を率直に話し合いましょう。どの家事が優先されるか、どの程度の頻度で行うかについて意見を交換しましょう。

●お互いの得意分野を考える

お互いの得意な分野や興味がある分野を踏まえて分担を決めると、楽しみながら家事を進めることができます。

●スケジュールを立てる

家事のスケジュールを立てておくことで、お互いが担当する日や時間が明確になります。共有カレンダーやリマインダーアプリを利用すると便利です。

●定期的な振り返り

家事の分担については、定期的な振り返りが大切です。生活スタイルや仕事の状況が変わると、分担のバランスも変える必要があるかもしれませんので、都度見直すようにしていきましょう。

無理のない柔軟な進め方で、楽しみながら進めていくことがコツです。

もっと提案! 家事に便利なアイテムを探す

圧力鍋、スロークッカー、ミキサーなどの調理器具は、時間を節約して、おいしい料理を簡単に作る手助けになります。さらには、収納ボックスや整理棚など、物の整理整頓をサポートするアイテムは、家事の効率をアップさせます。

嫁が「これで家事をしようかな」と前向きになれるようなアイテムを一緒に探してみてください。

話し合っても嫁のやる気が出ない場合の対処法

  • 話し合っても嫁のやる気が出ない場合の対処法

    効果的な対策を考えましょう

嫁に家事をしてもらうために、理由を尋ねたり、譲歩したり、提案したり。そこまでやっても家事に対してやる気を出してくれなかったときの対処法を紹介します。

誰かを頼る! 家事代行サービスなどを検討してみる

家事代行サービスを利用することで、家事にかかる時間や労力を大幅に減らせます。ただし、当然費用がかかりますので、ニーズや予算、業者の信頼性などをよくよく考えて、最適なサービスを選ぶことがポイントです。

身内を頼る! 親の近所への引っ越しや親との同居を考えてみる

親の近所への引っ越しや親との同居は、サポートを受けやすくなるという意味で嫁の家事の負担を減らすことにつながるでしょう。しかし、引っ越しや同居にはお金が必要ですし、同居することで生まれるストレスもありますので、しっかりとした検討が必要です。

最終手段! 嫁に離婚を切り出してみる

嫁が家事をしないことが引き金になって、離婚を考える夫は少なくありません。嫁が心を入れ替えることに期待して離婚を切り出すというのも方法の一つとして考えられなくもありませんが、かなりリスクを伴います。

しかし、離婚はとても重大な人生の選択です。嫁も合意してくれなければ2人の間で決める「協議離婚」はできませんし、調停での離婚になると、時間がかかってきます。一時的な感情に任せて離婚を考えたり、切り出したりするのではなく、将来の生活や幸せについてよく考え、慎重に判断しましょう。

家事をしない嫁に夫が絶対やってはいけないこと

  • 家事をしない嫁に夫が絶対やってはいけないこと

    伝え方には気を付けて

ダラダラとしている嫁の姿を見ると、文句の一つ言ってやりたくなる気持ちはわかります。ただ言葉や態度を選ばないで、NGワードや地雷を踏んでしまうと、大変なことになるかも…。以下のような接し方や言い方には十分注意しましょう!

嫁が家事をしないのを高圧的な態度で責める

「掃除しろよ」といった命令口調、「いつも料理が手抜きだな」「家事ができないなら仕事したら」といった嫌味な言い方などは、かえって関係を悪化させることにつながります。相手を攻撃するのではなく、お互いの立場や感情を尊重する姿勢をもちましょう。

自分の嫁を実母やよその嫁と比べて注意する

「〇〇さんの奥さんはできるのに、なんで君はできないんだ」「母親はいつもやってくれた」など、友人や同僚の嫁、さらには実の母親と比較して、自分の嫁に注意をすることは避けましょう。

比較されることで、嫁はさらに家事への嫌悪感が大きくなってしまう可能性が高いです。

嫁が家事をしないからといって夫が全部やってしまう

自分が嫁の家事を全部引き受けることは、一時的な解決策にはなるかもしれません。しかし、自分に過度なストレスがかかってしまい、結果的に夫婦の関係性が悪くなることが十分に考えられます。

やはり、お互いが協力し合い、平等に家事を分担することが理想的です。

家事をしない嫁の心理を知って適切な対応を

  • まとめ

    夫婦仲良く過ごすためには努力も必要

嫁が家事をしてくれないことに、イライラする夫の気持ちはわかります。ただ、嫁は単にさぼっているわけではなく、何か事情があるのかもしれません。

まずは、嫁が家事をしない理由について聞いてみることから始めてみましょう。同時に夫として何かできること、もしくはやるべきなのにやっていなかったことはなかったかを考えてみてください。そのうえで、家事の分担を改めて検討して実践。そして分担した家事は、お互いの状況やライフスタイルの変化に応じて都度見直していきましょう。

家事をしない嫁やる気をアップさせるためには、夫の言動にかかっているといっても過言ではありません。まずは感謝の言葉からかけて、穏やかに、オープンな態度で会話してみましょう。