お笑い芸人のバカリズムが脚本を担当した日本テレビのドラマ『ブラッシュアップライフ』が、アジア最大級の番組アワード「ATA2023」(Asian Television Awards 2023)で最優秀脚本賞を受賞した。これで、国内外のコンペティションで11回目の受賞となる。

  • 『ブラッシュアップライフ』

1996年から開催されている今年の「ATA」は、1月12・13日にベトナム・ホーチミン市で授賞式を開催。全58部門からなる老舗大型アワードとなっており、授賞式の模様はSNSと放送を通じて全世界に配信され、特に開催地・ベトナムでの再生回数は2,000万を超えるなど、注目の授賞式となった。

過去、2021年にはNetflixの韓国ドラマ『Vincenzo』など人気作品が受賞しており、今回ドラマ部門で受賞した日本ドラマは『ブラッシュアップライフ』のみ。また、ATAで最優秀脚本賞を受賞した日本人はバカリズムが歴代初となる。

バカリズムは「このような素晴らしい賞をいただき光栄です。これで、ブラッシュアップライフは国内外におけるコンペティションで通算11回目となる受賞らしいんですが、なんだかすごすぎて正直ピンと来ないです。とりあえず、これからも頑張ります!」とコメントしている。

【編集部MEMO】
『ブラッシュアップライフ』は、安藤サクラ演じる近藤麻美が、人生をゼロからもう一度やり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー。これまでに「東京ドラマアウォード」(グランプリ)、「第39回ATP賞テレビグランプリ」(総務大臣賞&優秀賞)、「日本民間放送連盟賞」(優秀賞)、海外ではバンコクの「ContentAsia Awards」(3部門)や、カンヌの「Content Innovation Awards」(部門グランプリ)を受賞するなど、国内外で高い評価を受けている。

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