舞台『隅田川ヤングロード物語2 ～嗚呼！青春はマサラの香り！～』の公開ゲネプロが25日に東京・サンシャイン劇場で行われ、ふぉ～ゆ～(福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴、松崎祐介)、三倉佳奈、喜矢武豊(ゴールデンボンバー)、小林顕作(演出)が取材に応じた。
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左から小林顕作、三倉佳奈、越岡裕貴、福田悠太、辰巳雄大、松崎祐介、喜矢武豊
同作は小林顕作×ふぉ～ゆ～による舞台シリーズの6公演目で、2022年秋に上演された『隅田川ヤングロード物語 ～嗚呼!そりゃあいけねえぜ!～』の続編となる。下町のさえない商店街を舞台に、ありふれた日常のなかで温かみのあるドタバタコメディを描いていく。ほか前野朋哉、野澤祐樹、楢木和也(梅棒)、田中穂先(柿喰う客)が出演する。
■『隅田川ヤングロード物語2』主演のふぉ〜ゆ〜登場
今作の出来栄えについて聞かれると、福田は「最高傑作です!」、辰巳は「“劇団尺伸ばし”を結成して6年目、『隅田川ヤングロード物語』は2になるんですけど、1を超える最高傑作がまた生まれました」、越岡は「皆さんに何も考えずに笑ってもらって、それで尺が伸びるんじゃないか、みなさまの寿命が伸びるんじゃないかと思ってます」と自信を見せる。
一方、犬役の松崎は「ワン! ワワワワワン! ワワン! ワン!」と吠え、辰巳が「『早くみんなに見てもらいたい』と言ってますね」と通訳。辰巳が「今日、楽しようとしてない?」とツッコむと、松崎は「ワワン!」と答え、辰巳は「違います」とまた通訳していた。
初参加となった喜矢武は「こんなに長い歴史のあるやつらのやつをやらせていただいて、光栄ですけど、喜矢武豊が関わったことによって数倍もパワーアップしちゃったもので」と自画自賛。「これからいないことが考えられなくなってしまったという、申し訳ない気持ちになってしまいましたね。喜矢武豊の力でここまできました。すごい貢献したので、次にはギャラが跳ね上がってると思うんです」と期待するが、辰巳が「もういいでしょ、お金。いらないでしょう」と指摘すると、「お金は……たしかにね」と含みを持たせた。
辰巳は「喜矢武さんが出てくださったことによって、ふぉ〜ゆ〜とゴールデンボンバーさんのコラボもいつかやりたいな。“ゴールデンふぉ〜ゆ〜ボンバー”に」と希望する。しかし喜矢武は「すいませんね。ゴールデンボンバーの中では、“じゃない方”」と謝り、辰巳は「俺らも、弊社の“じゃない方”なので!」と主張。喜矢武は「仲間か! 次はメインを連れてきます」と宣言した。
作中には恒例となった松崎が堂本光一になるシーンがあるそうだが、堂本になりきっていた松崎は「ちょっと待ってください。それは僕見てない!」と驚いたフリをする。改めて「光一くんにも伝えます。『観に来い』と」という松崎に、周囲は「やばい!」「怖い怖い!」とツッコミ。松崎が「観に来ていただいて、判断してもらいます」と言い直すと、辰巳はそこにも「事後報告!?」と驚く。一方で、辰巳は「今回、最後の最後まで僕らは気づかなかったんですよ。途中で『あれ、光一くん出てなくない?』と話して、どこで出るのかという話し合うくらい重要人物になっている」と明かし、福田は「彼も1人の共演者です」、辰巳は「堂本光一、“尺伸ばし”劇団員です」と勝手に一員にしていた。
東京公演はサンシャイン劇場にて1月25日〜2月4日、広島公演は広島アステールプラザ大ホールにて2月10日、名古屋公演は名古屋市公会堂にて2月17日〜18日、大阪公演はCOOL JAPAN PARK OSAKA WW ホールにて2月24日〜25日。
