みまつ食品は1月25日、森産業と共同開発した「ぐんまキャベツカレー」を発売する。

  • 「ぐんまキャベツカレー」

同社では餃子などの製造を行っているが、キャベツの外葉や芯は餃子の具材に適さないため、一日100kgほどが廃棄処分されるという。そこで、群馬県名産であるキャベツの非可食部の有効活用と群馬県産食材の訴求を目的として同商品を開発した。

従来の非可食部を使用するだけではなく、甘みが多い可食部やバイオリファイナリー技術によって誕生したキャベツパウダーを使用することで複雑な香りや旨味、甘みを再現できたという。キャベツは、飴色玉ねぎに匹敵するほどの甘みを出すことができるのが特徴で、カレーに加えることで、フルーティーな甘味を出すことができるという。子どもから大人まで、どの年齢層においても食べやすく、まろやかな甘みがあるカレーに仕上げている。

  • 「ぐんまキャベツカレー」調理例

肉は、麦を多く含む専用の肥育飼料を用いて育てられた「上州麦豚」のダイスカット肉を使用した。肉質は赤身が豊かできめ細かく、クセが少なく、脂身は甘く旨味のあるのが特徴だという。ダイスカット肉を使用することにより肉の煮崩れを防止でき、豚肉の食感を楽しめる。

1月24日~30日まで羽田空港第1ターミナルで開催される「前橋のおいしいものFESTA」にも出店し、同商品を先行発売する。価格は、店頭販売が1パック540円、インターネット販売が2パックセットで1,500円(送料込)。