アイドルグループ・なにわ男子の道枝駿佑が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『マルス-ゼロの革命-』(初回拡大スペシャル 毎週火曜21:00~)がきょう23日にスタートする。

  • 『マルス-ゼロの革命-』第1話より=テレビ朝日提供

■道枝駿佑ゴールデン連ドラ初主演『マルス-ゼロの革命-』

ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(19年)などを手掛けた脚本家・武藤将吾氏の完全オリジナルである今作は、謎多きカリスマ転校生と落ちこぼれ高校生たちが令和の日本をぶっ壊す、前代未聞の「青春“クーデター”サスペンス」。「何かを変えたい」――そう願う落ちこぼれ高校生たちが、道枝演じるカリスマ的なリーダー・美島零(みしま・ぜろ)に導かれ、「マルス」という動画集団を結成、大人社会に反旗を翻していく。

■動画集団「マルス」が大人社会へ宣戦布告

桜明学園高校に現れた季節外れの転校生・美島零(みしま・ぜろ)、通称:ゼロ(道枝)。ある事情から他の3年生よりも1つ上の19歳だという彼は、逢沢渾一(板垣李光人)にある“賭け”を持ちかける。「君が抱えている問題を解決できたらオレの言うことを何でも聞く。できなかったら君の言うことを何でも聞こう」――いじめられ、SNSでも居場所を失って生きる希望を無くしていた渾一は、ゼロの過激で予測不能な言葉に淡い期待を抱き、その賭けに乗ってみることに。渾一を「アイコン」と名付けたゼロは、手を差し出し、こう告げる。「オレがお前をこの腐った世界から救ってやる」。

こうして幕を開けることになった高校生たちによる革命。渾一の幼なじみである貴城香恋(吉川愛)、「ロックじゃねえ」が口癖のバンドマン・二瓶久高(井上祐貴)、元秀才のクールキャラ・呉井賢成(山時聡真)、食いしん坊の癒し系・桜庭杏花(横田真悠)、そして万年球磨きの野球部員・桐山球児(泉澤祐希)に声をかけ、動画配信集団の「マルス」を結成した7人は、大人社会へ宣戦布告する。そして、ゼロの前に立ちはだかる日本のSNS産業のカリスマ・國見亜門役は江口洋介が務める。

■道枝駿佑が苦悩と葛藤の末に生み出す新境地

道枝演じるゼロの華麗なアクションシーンも必見。道枝がこれまでに演じてきた役や彼自身からも程遠く、悩み、苦しみながら生み出したゼロという人物が、どのように躍動するのか。動画集団「マルス」が暴いていく、学校、そして社会の闇とは。

【編集部MEMO】『マルス-ゼロの革命-』第1話あらすじ
早朝の幹線道路。「さよなら……マルス」そう呟くと、桜明学園高校3年の逢沢渾一(板垣李光人)は、道路の中央を目指し歩き始めた。そこにどこからともなく現れた全身白い服を着た謎の青年(道枝駿佑)の姿が。そして青年は渾一のスマホを拾い上げ、勝手に動画を撮り始めた。「これから死ぬんでしょ?」「ラストメッセージをどうぞ」――そう言って淡々と撮影を続ける青年に戸惑う渾一。そして結局、渾一は死ぬことができず、いつしかその青年も姿を消していた。登校早々いじめを受ける渾一の前に、再び先ほどの青年が現れる。彼の名は美島零(みしま・ぜろ)。19歳の季節外れの転校生だった。長身で金髪の転校生と歩いているだけでも目を引くのに、スマホで動画を撮りながら、スクールカウンセラーの毛利(野間口徹)らに今朝の出来事を暴露しようとするゼロ。そしてゼロは渾一にある賭けを持ちかける。「君が抱えている問題を解決できたらオレの言うことを何でも聞く。できなかったら君の言うことを何でも聞こう」――予測不可能かつ過激すぎるゼロの言動に圧倒される渾一だったが、心のどこかでこの人なら自分を救ってくれるかもしれないと期待を抱き、その賭けに乗ることに。渾一を「アイコン」と名付けたゼロは、手を差し出し、こう告げる。――「オレがお前をこの腐った世界から救ってやる」。