『猿の惑星』はフランス人作家ピエール・ブールが1963年に発表した小説を原作とする映画です。1968年公開の記念すべき1作目『猿の惑星』は、人間が猿に支配されるというストーリーと衝撃的なラストシーンで世界に衝撃を与えました。以来、シリーズ化されて1作目公開から半世紀以上経った今なお、SF映画の金字塔として広く知られています。

本記事ではそんな「猿の惑星」シリーズを見る順番を公開順と時系列含めてご紹介します。また、同シリーズの人気作品もランキング形式でまとめていますので、ぜひご一読ください(※この記事はネタバレ要素を含みます)。

「猿の惑星」シリーズを見る順番

  • 映画「猿の惑星」シリーズを見る順番を紹介

    映画「猿の惑星」を見る順番を紹介

『猿の惑星』は1968年に第1作が発表された後、4作の続編が制作されました。その後、2001年にティム・バートン監督によるリ・イマジネーション版『PLANET OF THE APES 猿の惑星』が制作されています。

2011年からは、『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』をはじめとするリブート版が作られました。さらに2024年初夏には、リブート版の新作『猿の惑星/キングダム』が公開される予定となっています。

オリジナルシリーズ、リ・イマジネーション版、リブート版を含め、「猿の惑星」シリーズの映画は2023年末時点で9作品が存在します。これらの「猿の惑星」シリーズの見る順番を理解するにあたり、まずはシリーズの公開順と時系列を把握しておきましょう。

「猿の惑星」シリーズの公開順

「猿の惑星」シリーズの公開順は下記のようになっています。

  1. 『猿の惑星』(1968年)
  2. 『続・猿の惑星』(1970年)
  3. 『新・猿の惑星』(1971年)
  4. 『猿の惑星・征服』(1972年)
  5. 『最後の猿の惑星』(1973年)
  6. 『PLANET OF THE APES 猿の惑星』(2001年)
  7. 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(2011年)
  8. 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(2014年)
  9. 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017年)

「猿の惑星」シリーズの時系列順

続いて時系列は以下の通りです。

  • 『新・猿の惑星』
  • 『猿の惑星・征服』
  • 『最後の猿の惑星』
  • 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』
  • 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』
  • 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』
  • 『PLANET OF THE APES 猿の惑星』
  • 『猿の惑星』
  • 『続・猿の惑星』

オリジナルシリーズ第1作の『猿の惑星』は、地球を1972年に出発した宇宙飛行士・テイラーが、6カ月を宇宙で過ごした後に地球へ帰還する際、トラブルで猿が支配する惑星へ不時着するという物語です。船内で過ごした時間は6カ月だったにも関わらず、宇宙を光速で移動すると時間はほとんど進まないという理論により、現実では701年が過ぎていることになっているため、『猿の惑星』の時間軸では2673年が舞台となります。

オリジナルシリーズ第3作の『新・猿の惑星』は、第1作『猿の惑星』でテイラーが出会った猿たちが1970年代の地球へやってくるというストーリーです。物語的には第1作に続く物語となりますが、時系列的には700年前の物語ということになる、少し複雑な構造となっています。

ティム・バートン監督のリ・イマジネーション版『PLANET OF THE APES 猿の惑星』は、2029年の米空軍宇宙探索基地オベロンが最初の舞台となっています。『猿の惑星: 創世記(ジェネシス)』から始まるリブート版では、一連の出来事が2010年代から始まったと考えられます。

「猿の惑星」シリーズは3つに大別できる

「猿の惑星」シリーズは、2023年末時点で9作品が制作されています。これらは1968~1973年に制作された「オリジナル版」(5作品)、ティム・バートン監督による2001年の「リ・イマジネーション版」、そしてオリジナル版をベースにして新たな解釈を加えた2011年にスタートした「リブート版」(3作品)に分けられます。この3つのシリーズの違いも理解しておきましょう。

オリジナル版

  • 『猿の惑星』
  • 『続・猿の惑星』
  • 『新・猿の惑星』
  • 『猿の惑星・征服』
  • 『最後の猿の惑星』

1972年に地球を出発した宇宙飛行士が、猿が人間を支配する惑星に不時着し、支配階級である猿に立ち向かっていく姿を描いています。この惑星では、猿は高い知能を有していますが、人間は知能も低く口もきけない原始的な生物として描かれています。

このシリーズで人間の味方となるのが、チンパンジーの医師・ジーラと、彼女の婚約者で考古学者であるコーネリアスです。彼らの息子は、やがてシーザーと名乗ります。

リ・イマジネーション版

  • 『PLANET OF THE APES 猿の惑星』

磁気嵐に巻き込まれて猿が支配する惑星に不時着した米空軍所属のレオ・デイヴィッドソン大尉が、奴隷となった人間たちとともに凶暴な猿のセード将軍に立ち向かう物語です。このリ・イマジネーション版では、人間は猿の奴隷として売り買いされる被支配階級ながらも、言語を話せる存在として描かれています。

ティム・バートン監督が手がけたこの作品は、猿が人間を支配するという設定をもとに再創造した物語であり、リメイクではなくリ・イマジネーション版としています。ストーリーやラストの展開はピエール・ブールの小説版に近いものとなっています。

リブート版

  • 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』
  • 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』
  • 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』

リブート版を牽引していく中心的キャラクターは、高い知能を持つチンパンジーのシーザーです。彼はアルツハイマーの新薬研究の途中で動物実験の結果として生まれました。霊長類保護施設に入れられたシーザーは、そこで人間から虐待を受けた猿たちを率い、人間に反旗を翻していくのです。一方で、猿たちの知能をもたらした新薬は人間を殺すウイルスでもあり、多くの人間は命を落としていきます……。

このリブート版でシーザーを演じているのは、アンディ・サーキスです。パフォーマンス・キャプチャーという技術を駆使して、アンディ・サーキスの動きや表情をシーザーで再現し、シーザーの深い感情を表現しています。

このリブート版のストーリーは、オリジナル版の第4作『猿の惑星・征服』を下敷きにしたものとなっています。

「猿の惑星」シリーズを見るおすすめの順番

上記をふまえ、「猿の惑星」シリーズを見る際は、下記の順番をおすすめします。

  1. 『猿の惑星』
  2. 『PLANET OF THE APES 猿の惑星』
  3. 『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』
  4. 『続・猿の惑星』
  5. 『新・猿の惑星』
  6. 『猿の惑星・征服』
  7. 『最後の猿の惑星』
  8. 『猿の惑星:新世紀(ライジング)』
  9. 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』

まずはオリジナル版、リ・イマジネーション版、リブート版、それぞれの第1作をまず見てみるのがよいでしょう。オリジナル版、リ・イマジネーション版、リブート版と見ていくことで、VFXの変遷やテーマの違いなどを味わうことができます。

その後、気に入ったシリーズを深掘りして見ていってみるのがよいでしょう。オリジナル版とリブート版の続編、どちらを先に見るかは好みですが、オリジナル版を先に見ておいた方が、リブート版に込められた旧作への敬意をより感じることができるはずです。

映画「猿の惑星」シリーズのあらすじ・キャスト一覧

ここからは、「猿の惑星」シリーズの各作品のあらすじやキャスト・監督情報などを紹介していきます。

『猿の惑星』(オリジナル版)

あらすじ

地球を出発した宇宙船が、ある惑星に不時着した。宇宙船に乗っていたテイラーは、その惑星では言葉を話す猿が人間を支配していることを知る。人間狩りで猿に捕まったテイラーは、人間を治療する医師のジーラ、彼女の婚約者である考古学者のコーネリアスという人間に理解のある猿たちと出会い、彼女らの協力を得て人間のノヴァとともに禁断地帯へと逃げ込むが……。

出演/チャールトン・ヘストン、キム・ハンター、ロディ・マクドウォール、リンダ・ハリソン、モーリス・エヴァンス
監督/フランクリン・J・シャフナー
公開年/1968年

ユーザーコメント

・「やはりシリーズものは初回作が一番感動する。続編が出るたびに新たな感動があるものの、初回の衝撃は超えられないと思います」(64歳男性)
・「あまりもの衝撃に、子どもながらに強烈なショックを受けたのを今でも覚えている」(46歳男性)
・「遠い未来にこんなことがありえることだなと思った」(74歳男性)
・「子どもの頃まだ特殊メイクが珍しかったので衝撃だったし、有名なラストも衝撃だったから」(47歳女性)
・「ストーリーの斬新さが一番感じられておもしろいものになっていると思う」(63歳女性)
・「やはり最初の作品は衝撃的だったので、後に続く作品はイマイチな感じがした」(57歳男性)
・「過去のことで詳細は覚えてないが、特殊メイク、知的な猿と人間の衝突を楽しく見た」(70歳男性)
・「発想が斬新であっと驚く結末がよかったから」(70歳男性)
・「猿が妙にリアルでインパクトがあった」(62歳女性)
・「ラストシーンを超えるインパクトは続編で感じられなかったので」(60歳男性)

『続・猿の惑星』(オリジナル版)

あらすじ

テイラーと同じ航路をたどり、猿の惑星にやってきた宇宙飛行士のブレントは、一人さまよっていたノヴァと出会う。ノヴァはテイラーと旅していたが、地割れと炎の幻影を見たテイラーは、その幻影を調べると言ったまま姿を消していたのだった。ノヴァとともにジーラとコーネリアスを訪ねて状況を把握したブレントは、禁断地帯へ向かう。

出演/ジェームズ・フランシスカス、キム・ハンター、モーリス・エヴァンス、リンダ・ハリソン、チャールトン・ヘストン
監督/テッド・ポスト
公開年/1970年

ユーザーコメント

・「人間と知的な猿の支配権をめぐって衝突する世界」(65歳男性)
・「衝撃的などんでんがえしなど、おもしろかった」(60歳男性)
・「前作にも劣らない、期待を裏切らないおもしろさがあったから」(41歳女性)
・「猿の惑星シリーズのなかでもストーリーが非常によかった」(51歳女性)

『新・猿の惑星』(オリジナル版)

あらすじ

ジーラとコーネリアス、マイロの3人はテイラーたちが乗ってきた宇宙船に乗り込み、未来の地球から脱出するが、時空のゆがみによって1970年代の地球にたどり着く。マイロは事故によって死亡し、ジーラたちが言葉を発したことに人間たちは驚く。やがてジーラの口から未来の地球が滅亡することを聞いたハスレイン博士は、ジーラとコーネリアスを危険視し、2人を殺そうとする。その頃ジーラは妊娠しており……。

出演/キム・ハンター、ロディ・マクドウォール、ウィリアム・ウィンダム、リカルド・モンタルバン、ブラッドフォード・ディルマン
監督/ドン・テイラー
公開年/1971年

ユーザーコメント

・「新たな視点で撮影されたから」(60歳男性)
・「幼少のときだが、意味もわからず見たのを覚えている」(35歳男性)
・「独創的でとてもよかった」(75歳男性)
・「初めて映画館に見に行ったもの。小さい頃だったが頑張って鑑賞した」(52歳女性)
・「新鮮さと斬新さが顕著でよかったから」(44歳女性)

『猿の惑星・征服』(オリジナル版)

あらすじ

ジーラとコーネリアスの死から20年。謎のウイルスで犬や猫は死亡し、猿は人間の奴隷として働かされていた。サーカス団のアーマンドの下で成長したジーラとコーネリアスの息子・シーザーは、初めての大都市で猿が奴隷となっている姿を見てショックを受ける。思わず人間を非難する言葉を発したシーザーは、人間たちから追われる身に。やがて猿たちを率いて、人間に反旗を翻す。

出演/ロディ・マクドウォール、ドン・マレー、リカルド・モンタルバン、ナタリー・トランディ、ハリー・ローデス
監督/J・リー・トンプソン
公開年/1972年

ユーザーコメント

・「初めて見たとき衝撃を受けよかったと思った」(58歳男性)
・「話の内容がよかったので」(53歳女性)
・「ハラハラドキドキでストーリーがいい」(28歳女性)

『最後の猿の惑星』(オリジナル版)

あらすじ

核戦争を経て、猿と人間が共存するようになった2003年。シーザーは王として君臨していたが、ゴリラのアルドー将軍はシーザーへの反乱をたくらんでいた。人間のマクドナルドから両親が映った映像があると聞いたシーザーは、壊滅した地下の都市へ向かう。そこには生き延びた人間たちがミュータントとなり潜伏していた。ミュータントたちは猿へ反撃するため、シーザーたちが暮らす町へと進撃を始める……。

出演/ロディ・マクドウォール、セヴァン・ダーデン、クロード・エイキンス、ナタリー・トランディ、ジョン・ヒューストン
監督/J・リー・トンプソン
公開年/1973年

ユーザーコメント

・「最後までハラハラして見てた」(39歳男性)
・「とても感動する内容だった」(54歳男性)
・「ストーリーがよかったです」(36歳女性)

『PLANET OF THE APES 猿の惑星』(リ・イマジネーション版)

あらすじ

2029年、宇宙探索基地オベロン号の乗組員であるレオ・デイヴィッドソン大尉は、探査ポッドで宇宙空間に飛び出し磁気嵐に巻き込まれる。ある惑星に不時着したレオは、猿の軍隊に捕獲される。その星では、言語を話す猿が人間たちを支配していた。人間に友好的なチンパンジーのアリの家で奴隷となったレオは、その星を脱走して地球に戻ろうとするが……。

出演/マーク・ウォールバーグ、ティム・ロス、ヘレナ・ボナム・カーター、エステラ・ウォーレン、チャールトン・ヘストン
監督/ティム・バートン
公開年/2001年

ユーザーコメント

・「映像グラフィックが格段に進歩しており、ストーリーもおもしろかった」(48歳男性)
・「ストーリー展開が予想できないもので驚いた」(53歳男性)
・「壮大なスケールでおもしろかったから」(39歳男性)
・「最初に見た作品だったので」(31歳男性)

『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』(リブート版)

あらすじ

研究員のウィルは、動物実験で生まれた知能の高いチンパンジーの赤ん坊をシーザーと名付け、自宅で育てることにする。成長したシーザーは家族を守るため隣人に襲いかかり、霊長類保護施設に入れられることになる。そこで陰湿な虐待を受けたシーザーは、人間に対する憎しみを募らせていき……。

出演/ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー、トム・フェルトン、アンディ・サーキス
監督/ルパート・ワイアット
公開年/2011年

ユーザーコメント

・「新シリーズになってより猿の姿がリアルになって、どのように旧作のストーリーにつながるのか、おもしろく描かれていて印象に残っているから」(47歳男性)
・「昔のものと違ってチンパンジーとかがリアルなのがよかった。昔のは昔ので今見ると笑えるが。オリジナルの『猿の惑星』とは内容がガラッと変わっていて意外だった」(50歳女性)
・「『猿の惑星』の誕生ストーリーがおもしろかった」(81歳男性)

『猿の惑星:新世紀(ライジング)』(リブート版)

あらすじ

シーザー率いる猿の軍団が人間に反旗を翻してから10年。猿インフルエンザのパンデミックから生き残った人間たちは、小さい集団を作って暮らしていた。ある日、シーザーら猿の暮らす森に人間たちが侵入してきた。人間は森の中にある水力発電所を稼働させたいと考えていたのだ。シーザーと人間のリーダーであるマルコムは協力し、水力発電所を再稼働させようとするが、他の猿と人間たちは対立を深めていき……。

出演/アンディ・サーキス、ジェイソン・クラーク、ゲイリー・オールドマン、ケリー・ラッセル、トビー・ケベル
監督/マット・リーヴス
公開年/2014年

ユーザーコメント

・「今までのシリーズの中でも一番迫力があるスケールの大きな作品だと思いました」(35歳女性)
・「映像に迫力があって印象的だったから」(22歳女性)
・「猿人のメイクがリアルで、よかった」(56歳男性)
・「一番ストーリーがおもしろかった」(47歳男性)

『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(リブート版)

あらすじ

猿と人間の間に戦争が勃発して2年。猿のリーダーであるシーザーは、人間のアルファ・オメガ部隊の指揮官である大佐に妻子を殺されてしまう。大佐への復讐を誓ったシーザーは、4人の仲間たちと復讐の旅に出る。そこで彼らは口のきけない人間の少女・ノヴァと出会い、彼女も旅の仲間に加わった。やがて大佐と対面したシーザーは、大佐が抱えている秘密を知る……。

出演/アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン、スティーヴ・ザーン、アマイア・ミラー、ジュディ・グリア
監督/マット・リーヴス
公開年/2017年

ユーザーコメント

・「キャラクターがよかった」(48歳男性)
・「迫力がありおもしろいです」(36歳女性)

『猿の惑星/キングダム』(リブート版最新作)

あらすじ

地球の支配者が人間から猿に代わってからはや数年。高い知能と言語を得た多くの猿は、かつての人類が生活していたような社会を築き上げていた。一方の人類は言葉や理性を失い、野生化していた……。

出演/オーウェン・ティーグ、フレイヤ・アーラン
監督/ウェス・ボール
公開年/2024年(予定)

「猿の惑星」シリーズ、どれが面白い? 人気作品ランキング

「猿の惑星」シリーズの映画9作品を対象とした人気ランキングは以下のようになりました。

1位『猿の惑星』(62.1%)
2位『PLANET OF THE APES 猿の惑星』(5.4%)
2位『猿の惑星: 創世記(ジェネシス)』(5.4%)
4位『新・猿の惑星』(5.0%)
5位『猿の惑星: 新世紀(ライジング)』(4.6%)
6位『続・猿の惑星』(4.2%)
7位『猿の惑星・征服』(3.8%)
8位『最後の猿の惑星』(2.5%)
8位『猿の惑星: 聖戦記(グレート・ウォー)』(2.5%)

ランキング1位となったのは、1968年のオリジナル版第1作『猿の惑星』です。この作品のラストシーンがもたらした衝撃は、忘れがたいもの。公開から半世紀以上たった今も、多くの映画ファンから支持される、まさにSF映画の金字塔とも言える作品です。

「猿の惑星」シリーズを視聴できる動画配信サービス

「猿の惑星」シリーズを初めて見るという方や、前に見たことはあるけれど、一気に見直したいという方は、動画配信サービスで視聴するのがよいでしょう。

2024年1月時点で「猿の惑星」シリーズが見られる主な動画配信サービスには、Amazon・プライム・ビデオとディズニープラスがあります。

Amazon・プライム・ビデオ

  • 『猿の惑星』(レンタル)
  • 『続・猿の惑星』(レンタル)
  • 『新・猿の惑星』(レンタル)
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ディズニープラス

  • 『猿の惑星』
  • 『続・猿の惑星』
  • 『猿の惑星・征服』
  • 『PLANET OF THE APES 猿の惑星』
  • 『猿の惑星: 創世記(ジェネシス)』
  • 『猿の惑星: 新世紀(ライジング)』
  • 『猿の惑星: 聖戦記(グレート・ウォー)』

ディズニープラスの会員の方は、『新・猿の惑星』と『最後の猿の惑星』以外の作品は定額で視聴可能です。Amazon・プライム・ビデオでは、シリーズ全作品視聴可能ですが、レンタルの必要があります。

「猿の惑星」シリーズの見る順番を紹介しました

1968年の公開時に世界中に大きな衝撃を与え、今なおファンの多い「猿の惑星」シリーズ。人種差別、人権問題、動物愛護など、世界が抱えるさまざまな問題を猿と人間の対立に象徴させて描いています。このモチーフは多くの映画制作者たちのイマジネーションを刺激し、オリジナル版の続編だけではなく、リ・イマジネーション版、リブート版と何度も新バージョンが作られてきました。

この「猿の惑星」シリーズは映画のみならず、90年代の日本のカルチャーにも影響を与えました。アパレルブランドの「A BATHING APE」やミュージシャン・小山田圭吾のソロプロジェクト「Cornelius」の名称は、この「猿の惑星」シリーズがもととなっています。

2024年初夏には、リブート版の新作『猿の惑星/キングダム』も公開されます。この新作を見る前に、ぜひ過去の「猿の惑星」シリーズ作品を見返してみてください。「猿は猿を殺さない」という言葉の持つ深い意味を、改めて感じることができるはずです。

調査時期:2023年12月19日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男女合計306人(男性: 242人、女性: 64人)
調査方法:インターネットログイン式アンケート

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