丸亀製麺の冬限定うどん、「ひと手間かけた冬のうまい!」シリーズの第2弾として、12月12日から「和牛すき焼き釜玉うどん」が数量限定で販売された。丸亀製麺が”年の瀬のご褒美うどん”と称するこの特別な一杯、早速堪能してきたのでご紹介していこう。

  • 「和牛すき焼き釜玉うどん」

“黒毛和牛”になって登場、「和牛すき焼き釜玉うどん」

丸亀製麺で大人気の期間限定メニュー「牛すき釜玉うどん」は、発売当初からすぐに売り切れてしまったり、お肉の倍増キャンペーンが行われたり、神戸牛が使用されるスペシャルメニューが1日4食限定で提供されたりと、何かとファン界隈を盛り上げてきた逸品である。

今回はなんと、”和牛日本一”の栄冠に輝いたという、鹿児島県の黒毛和牛をふんだんに使用した商品となって登場した。その名も、「和牛すき焼き釜玉うどん」である……!

  • 和牛すき焼き釜玉うどん

こちらの釜玉うどんで使用される黒毛和牛は、「第12回全国和牛能力共進会鹿児島大会」で、全9部門のうち6部門で1位を獲得し、内閣総理大臣賞も受賞するという、とても名誉のあるお肉なのだそう。

かつての牛すき釜玉うどんでは、お肉の味付けに砂糖を使用していたが、この「和牛すき焼き釜玉うどん」ではお肉自体にしっかり甘みがあるため、砂糖を使用せず、シンプルに割下のみを使っているそう。本来のお肉の脂の良さをそのまま生かすことがこだわりとのことで、これは期待に胸が高まる……!

早速玉子を絡めて、いただきます!

  • 玉子もとっても濃厚

  • うどんともしっかり絡み、たまらなく美味しそう……

うまい、うますぎる……!

お肉はとても柔らかく、噛めば噛むほど脂の甘みが口の中いっぱいに広がる。割下だけでこの味を出せるなんて、さすがは日本一の鹿児島黒牛、おそるべし。お肉の上質な脂が溶け出しただしがうどんにもよく絡み、うどんとの相性もばっちり。

  • このだし、一滴たりとも残したくないほどの旨みが凝縮されている

実は、麺にも徹底的にこだわっている。茹でたてのうどんを水でしめずに釜から直接器に盛り付ける「釜抜き麺」を使用しているため、食感はふわふわもちもち。これが、すき焼きだしや具材がよく絡むポイントなのだ。水でしめないので、うどん本来の国産小麦の甘さと香りも楽しめる。

個人的には、”味変”として薬味の青ねぎを入れるのもおすすめ。お肉と一緒に食べるもよし、残っただしと一緒に飲み干すもよし。旨さがより引き立つので、ねぎ好きにはぜひお試しいただきたい。

和牛すき焼き釜玉うどんは、なくなり次第終了!

和牛すき焼き釜玉うどんは、(並)990円、(大)1,130円で販売されている。価格だけでみると、他のうどんと比べて少々お高いと感じる方もいるかもしれない。

ただ、この特別なお肉をうどんメニューで味わえることはそうないし、クオリティを考えると筆者はそう高くも感じなかった。なにより、食後は多幸感に包まれること間違いなし。まさに”ご褒美うどん”にふさわしい、贅沢な一杯だ。

全国の丸亀製麺のロードサイドで販売されているが、なくなり次第終了予定となっている。この貴重な機会を、ぜひお見逃しなく!