新横浜ラーメン博物館に1月11日~31日、「あの銘店をもう一度」プロジェクトの一環として、「春木屋 郡山分店」が出店する。
「あの銘店をもう一度」は、同館が30周年を迎える2024年へ向けた取り組みとして、過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ、3週間のリレー形式で出店するプロジェクト。第27弾は、2004年1月15日~2011年3月13日の間、同館に出店した「春木屋」が出店する。
今回は創業者が引退したあとの春木屋をリードした「三羽ガラス」と呼ばれる「春木屋」の1番弟子である手塚英幸氏と、2番弟子の高橋充氏、3番弟子の手塚雅典氏が集結し、「春木屋 郡山分店」として出店する。
「春木屋 郡山分店」のラーメンのスープは、煮干の風味が強いもののそれほど前面に出ておらず、さまざまな種類の旨みが口の中で融合している。タレはうなぎのタレ同様に創業以来継ぎ足しており、時代とともに深みを増している。
スープとのバランスを考え、その時々によって一番美味しいと思われる太さとコシに調整する自家製麺は、季節やその日の湿度によって水分の量を変えている。プリプリとした食感を出す麺の手もみ作業の技は、先代からの伝承だという。