テレビ朝日系バラエティ特番『坂上くんvs偏愛さん』が14日(13:55~※一部地域除く)に放送される。

  • 左から松陰寺太勇、大友花恋、坂上忍、中村仁美=テレビ朝日提供

■ある食べ物を愛しすぎている3人の“偏愛さん”登場

“ある食べもの”を愛しすぎて人生を捧げている“偏愛さん”にその魅力を教えてもらおうというこの番組。MCは坂上忍が担当し、ゲストに中村仁美、ぺこぱ・松陰寺太勇、大友花恋を迎える。番組には3人の偏愛さんが登場し、それぞれがハマっている食べものについて、熱量高くプレゼンを展開。「……もれなくヤバイやつ(笑)」と偏愛さんたちに引き気味だった坂上だが、一般的にはあまり知られていない商品や食べ方を実食すると、それまでの反応が一転、大感動することに。偏愛さんの日常をひもとくと、1万種類の●●のフタをファイリングしている偏愛さんや、愛してやまない食べものに家賃以上のお金を注ぎ込んでいる偏愛さんも。そのうえ、3人がそれぞれ偏愛する食べものにハマった意外なきっかけに、スタジオも驚く。

■坂上忍 コメント

――収録の感想を教えてください。

まず、ひとつのものをあそこまで好きになれることが、うらやましいですね。僕も子どものころは映画館で映画を見るのが大好きで、中学3年のとき1年で350本見に行ってそれで受験に失敗したんです。当時はポスターやチラシも集めていたのですが、それっきり偏愛するものがひとつもないんですよ。今回ヤバい人たちが3人来ましたが(笑)、あんなにも何かを好きになれることに刺激を受けました。しかも好きなものを仕事にできるのってなかなかないことですから、スゴイと思います。もしかしたら、究極の幸せのカタチかもしれないな……。

――今回の番組でタメになったと思うことは?

僕は“食”に保守的なので冒険ができないんです。でも今日はいろいろなものをひとつだけじゃなく何種類も教えてもらえたので、ものすごくタメになりましたね。ひとつがウマいなと思ったら、制覇したくなるものですね。

――坂上さんが偏愛してみるとしたらどんなものでしょうか?

収録しながら、自分が偏愛できるものは何か、ずっと考えていました。たとえば僕はランチのメニューにローストビーフやステーキ、カツ丼があったとしても、100%チキンカツを頼むんです。だからチキン愛は高いんじゃないかな。でもなんとなくチキンを選ぶだけで、それを掘り下げるところまでやってないんですよ。最近、コロナ禍で増えたから揚げ店が閉店に追い込まれているというニュースを聞いたので、家に帰ったらネットで全国のから揚げ店を調べてみようと思いました。

――視聴者のみなさまにメッセージをお願いいたします!

ヤバイ人たちしか出て来ないけど、ヤバさも突き詰めると、とてもかわいらしいし、どこかうらやましく思えます。見終わった後、偏愛さんがオススメするものをポチっとしちゃう人も多いんじゃないかな。やっぱり熱量ある人って面白いですね!

【編集部MEMO】坂上忍
1967年6月1日生まれ。東京都出身。3歳で劇団に入団してデビュー。テレビドラマ『下町かあさん』(72)を皮切りに国民的子役として活躍。以降、ドラマ、映画、舞台と多くの作品に出演し、97年には映画『30-thirty』で監督デビュー。舞台の脚本・演出も手がける。2009年には、キッズアクターズスクール「アヴァンセ」を設立し、自身の子役経験を生かした独自の指導方法で評判を集めている。また、多くのテレビ番組にMCなどでレギュラー出演中。