ライボの調査機関「Job総研」は、「2023年 新年会意識調査」を12月11日に発表した。調査は2023年11月22日〜27日の期間、559人の社会人男女を対象に行われた。

  • コロナ禍前後の新年会開催の有無

はじめに、コロナ禍前後の新年会開催の有無を聞くと、コロナ禍前の2019年では67.5%だったものが、コロナ禍に入った2020年に17.6%まで減少。2021年には17.8%と横ばい、2022年は20.5%、2023年(5類移行前)は29.2%と微増する結果になった。

また、2024年の職場新年会の実施予定については、「開催なし派(ない+たぶんない)」が55.5%と約半数を占めることがわかった。「開催あり(ある+たぶんある)」は44.5%という結果に。

  • 職場新年会への参加意欲

来年の職場新年会への参加意欲について尋ねると、「参加したくない派」が57.4%で過半数を占め、内訳は「全く参加したくない」21.2%、「参加したくない」15.4%、「どちらかといえば参加したくない」20.8%だった。

年代別の回答では30代の「参加したくない派」が63.0%で最多となり、次いで20代が55.9%、40代が55.8%、50代が52.1%と続く結果になった。

  • 参加意欲がある理由・ない理由

来年の職場新年会に参加意欲がある人にその理由を聞くと、「職場の人とコミュニケーション」が53.0%で最多となり、次いで「上司との関係構築」が27.1%、「同僚との関係構築」が25.8%と続いた。

一方、参加意欲がない人にその理由を聞くと「特に必要性を感じない」が48.4%で最多となり、次いで「気を使うのが疲れる」が46.8%、「プライベートを優先したい」が46.5%と、上位3つの回答になっている。

  • 職場新年会の実施必要性

また、職場新年会の実施必要性を尋ねると、「必要ない派」が57.8%で過半数を占め、内訳は「全く必要ない」19.6%、「必要ない」16.5%、「どちらかといえば必要ない」21.7%だった。

同回答者に今後の職場の新年会”文化”の必要性を聞くと「必要ない派(全く必要ない+必要ない+どちらかといえば必要ない)」が62.1%で過半数を占める結果に。

  • 職場新年会が必要な理由・不要な理由

職場新年会は必要と回答した人にその理由を聞くと、「コミュニケーションになるから」(60.4%)が最多となり、次いで「普段関わらない人と交流ができるから」(26.4%)、「お酒・飲みの場が好きだから」(18.9%)という結果に。

一方、職場新年会は不要と回答した人にその理由を聞くと「行くのが面倒」が53.1%で最多となり、次いで「お金がかかるから」が44.6%、「忘年会があるから」が28.9%で続いた。