JR東日本水戸支社は、2024年3月16日に実施するダイヤ改正で、品川~土浦間などを走る常磐線の一部列車において利用状況に合わせた編成増強を行い、現行の10両編成から15両編成に増車して混雑緩和を図ると発表した。

  • 常磐線を走るE531系の普通列車

品川~土浦間の普通列車等は交直流電車のE531系を使用し、15両編成または10両編成で運転。ダイヤ改正後、下りは朝の上野駅7時24分発(勝田行)と日中時間帯の品川駅11時55分発・12時17分発・13時35分発(土休日13時36分発)、計4本を15両編成に増車。上りは土浦駅10時13分発(始発駅は水戸駅)・10時29分発・11時57分発・22時19分発(始発駅は勝田駅)の計4本を15両編成に増車する。

なお、品川駅11時55分発の下り列車と、土浦駅を10時13分に発車する水戸発品川行の上り列車は土休日のみ15両編成に。平日は引き続き10両編成で運転される。

深夜の土浦駅にて、特急列車の下り「ときわ83号」(現行の時刻は品川駅22時15分発・土浦駅23時18分着)から普通列車への接続改善も行う。現在は土浦駅を23時38分に発車する普通列車(品川発勝田行)へ接続しているが、土浦駅での待ち時間が20分と長かった。ダイヤ改正に合わせ、土浦駅を23時25分に発車する普通列車(勝田行)を設定。ダイヤ改正後の「ときわ83号」は土浦駅23時20分着となるため、同駅での乗継時間が5分に短縮される。