JR東日本横浜支社は15日、ダイヤ改正を2024年3月16日に実施し、鶴見線で新型車両E131系1000番代(全8編成)の投入を完了するとともに、鶴見線の全線(鶴見~扇町・大川・海芝浦間)でワンマン運転を開始すると発表した。

  • 鶴見線の新型車両として導入されるE131系1000番代

鶴見線の新型車両として投入されるE131系1000番代は3両編成。ストレート車体(車体幅2,778mm)を採用した前面非貫通のステンレス製車両で、海をイメージしたスカイブルーをはじめ、車体前面のドットに茶色・黄色(鶴見線で活躍した歴代車両のカラー)を採用し、鶴見線のこれまでの歴史を表現した。車内はオールロングシートで、外観との統一を図った内装としている。

E131系1000番代はワンマン運転に対応した機器も搭載しており、各車両の車端部(窓上)に乗降確認カメラを設置。乗務員が運転台から乗降を確認できるようにした。

  • E131系1000番代の車体側面に設置された乗降確認カメラ

  • E131系1000番代の車内はオールロングシート

12月24日から鶴見線でE131系1000番代の営業運転を開始。現行の205系を置き換え、2023年度中に全8編成の投入を完了する予定としており、新型車両による快適な車内空間を提供する。E131系1000番代の投入完了に合わせ、鶴見線の全線でワンマン運転を開始することも決まった。