JR西日本と日本旅行は、「吹田総合車両所車両撮影ツアー」を2024年1月21日に実施すると発表した。今年の夏以降、複数回開催してきたが、103系(黄緑6号)の展示は今回で最後になるという。

  • 103系(黄緑6号)の外観

103系(黄緑6号)の運転台撮影は交替で1人1分程度撮影できるほか、マスコン、扉開閉スイッチなど運転台周りの各種機器類にも触れられる。103系(黄緑6号)2両と加古川線の103系が並んだ姿も撮影できる。

吹田総合車両所の社員が所内の案内・解説を行うほか、指定時間内はクモヤ145系、201系をはじめ、車両所に留置している車両も自由に撮影可能。参加者のリクエストに応じて、展示車両の幕回しも行う。屋外撮影の最後には、103系(黄緑6号)最終展示のセレモニーとして、全行先の幕回しが行われる。

  • 103系(黄緑6号)の運転台

食堂前スペースにて、戦前に京阪神間で急行電車として活躍したモハ52形、通称「流電」の展示も。社員食堂でグッズの販売や行先表示幕の展示を行う。

当日は10時・11時15分・13時・14時15分からの計4回、各回30名を対象に実施する。所要時間は約2時間。現地集合・現地解散とされ、旅行代金は大人1万2,800円・こども1万1,800円。日本旅行「赤い風船関西版」で12月14日11時から販売開始する。14時15分からの回のみ「EXサービス」会員専用で、「EX旅先予約」にて予約を受け付ける。