mederiは12月7日、「性感染症に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は11月23日~11月27日、23~35歳のオンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル)」ユーザー536人を対象に、インターネットで実施した。

  • 性病にかかったことはありますか?

性病にかかったことがあるか尋ねたところ、40.3%が「ある」と回答した。かかったことのある性病について聞くと、最も多い回答は「カンジダ」(48.6%)で、「クラミジア」(28.8%)が続いた。

  • かかったことのある性病

性病の検査を受けているか尋ねると、52.4%が「受けたことがない」、39.7%は「受けたことがある」と答えた。「定期的に受けている」という回答は7.8%で1割未満に留まった。

  • 性病の検査を定期的に受けていますか?

自分が性病かもしれないと疑った理由について聞くと、「性器に痛み、かゆみがでたから」(31.2%)、「おりもの量が増えた・臭いが気になった」(30.9%)が多くを占めた。「パートナーが性病にかかったから」は、3.4%だった。

  • 自分が性病かもしれないと疑った理由

近年急増している梅毒についての知識について尋ねたところ、「症状だけでなく、治療法や予防策まで知っている」は7.1%、「どんな症状が出るか知っている」が25.9%、「病名は知っている/聞いたことがある」が55.6%で、合わせると約90%が「知っている」と答えた。しかし、認知度の高さに比べ、治療法や予防策が広く知られていないことがわかった。

  • 梅毒についての知識はありますか

病院に行かなくても自宅で梅毒の検査ができるキットを知っているか尋ねると、69.0%が「知らなかった」と答えた。「知っている」(12.9%)、「聞いたことはあった」(18.1%)は、合わせて約3割だった。

  • 病院に行かなくても自宅で梅毒の検査ができるキットを知っていますか

自宅でできる梅毒のチェックキットがあれば使用したいか聞くと、77.6%が「使用したい」と答えた。