女優の上野樹里が主演を務める、映画『隣人X -疑惑の彼女-』(12月1日公開)の本編映像が5日、公開された。

  • (左から)上野樹里、ファン・ペイチャ

■良子(上野樹里)、同僚・レン(ファン・ペイチャ)と英語で話し中国語でエールも

今回公開されたのは、惑星難民X疑惑をかけられている良子(上野)が、公園でお弁当を食べながら、コンビニアルバイトの同僚で台湾からの留学生・レン(ファン・ペイチャ)の相談に乗るシーンの本編映像。日本語を勉強中であるレンは、不慣れな日本での暮らしや、付き合い始めたばかりの日本人の恋人についての悩みを英語で相談し、良子も英語でアドバイスを送る。最後には良子が中国語で「グッドラック!」と激励。良子の優しさに触れたレンは「グッドラックですね」と笑顔を見せる。

劇中で流暢な英語を披露した上野。撮影に挑むにあたり、およそ10人近い英語ネイティブの人たちや、英語が得意だというレン役のファンにセリフの発音やイントネーションをチェックしてもらい、会話に違和感がないかどうか、何度も練習を重ねていたそう。自分が参加する作品のために努力を惜しみなく注ぎ込む上野の姿勢が表れるエピソードとなった。

【編集部MEMO】
映画『隣人X -疑惑の彼女-』はパリュスあや子氏による小説『隣人X』の実写化作。紛争のため故郷を追われた惑星難民Xが溢れ、各国がその対処に苦慮していた世界、人間の姿をそっくりコピーして日常に紛れ込んだXがどこで暮らしているのか、誰も知らない。そんな中、週刊誌記者の笹憲太郎(林遣都)はX疑惑のかかった柏木良子(上野樹里)の追跡を始める。スクープの為に自身の正体を隠しながら徐々に良子へ近づいていく笹だったが 、2人は少しずつ距離を縮め、やがて笹の中に本当の恋心が芽生えていく。

(C)2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 (C)パリュスあや子/講談社