トヨタ自動車は「ランドクルーザー"70"」(ランクル70)を11月29日に発売した。

  • トヨタ自動車「ランドクルーザー"70"」

    トヨタ自動車が11月29日に発売した「ランドクルーザー"70"」

ランクル70とは?

ランドクルーザーは「トヨタBJ型」として1951年8月1日に誕生したクルマ。今年でシリーズ生誕72周年を迎えた。信頼性、耐久性、悪路走破性の高い「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」として世界各国で活躍しており、これまでに約170の国と地域で累計1,130万台が売れている超人気車種だ。

ランクル70シリーズは1984年に発売。約40年の間、ランクルの普遍的価値「信頼性・耐久性・悪路走破性」を絶えず追求し続け、世界中の過酷な環境下で多様な用途で使われてきたクルマだという。

ランクル70日本導入モデルの詳細

今回、日本で発売となったランクル70は、力強い動力性能と低燃費を両立する2.8L直噴ターボディーゼルエンジンを採用。動力性能は最高出力150kW(204PS)、最大トルク500Nm(51kgf・m)だ。

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  • 「ランドクルーザー"70"」のボディサイズは全長4,890mm、全幅1,870mm、全高1,920mm、ホイールベース2,730mm。車両重量は2,300kg

伝統のラダーフレーム、悪路走破に欠かせない電動デフロックなどの装備に加え、ビークルスタビリティコントロール(VSC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)といったさまざまな制御システムを採用。高い操縦安定性を実現している。快適な乗り心地をさらに追求するため、サスペンションにも改良を施したそうだ。トランスミッションは6速オートマチック。優れたオフロード走破性を維持しながら、オンロードでの乗り心地がさらに向上しているという。

外装は水平、垂直基調とし、道具としての機能性と圧倒的な安定感を表現。時代性をとらえて細部にアップデートを実施した。

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  • 内装は水平構成のデザイン。オフロード走行に配慮した機能的レイアウトを継承している。シンプルな操作性、多様化する用途に対応しつつ、上質感のある素材を使用したとのこと

安全装備にもこだわり、バックモニターや「Toyota Safety Sense」を採用。Toyota Safety Senseには新採用のプリクラッシュセーフティ、コンライト、ドライブスタートコントロールなどが含まれている。

ランクル70のグレードは「AX」の1種類。登録は3ナンバーとなる。価格は480万円だ。月間販売台数は400台の予定。

ランクル70はサブスクリプションサービス「KINTO」でも取り扱う。価格は月額4万5,760円からとなる。