俳優の田辺誠一が、テレビ東京の新ドラマ25枠『ハコビヤ』(2024年1月12日スタート 毎週金曜深夜24:52~)の主演を務めることが25日、明らかになった。

  • 左から田辺誠一、影山優佳

同作は「運び屋」をテーマにしたオリジナルヒューマンドラマ。洋食屋と運び屋の2つの顔を持つ男、白鳥剣(田辺誠一)のもとには、通常の宅配便では不可能な、分単位の正確性が要求されるものや一風変わった依頼物、さらには人間といった依頼が飛んでくる。「モノ」や「ヒト」と共に、依頼人が抱える様々な事情を運ぶことで生まれる物語を描く。

主人公の白鳥剣を演じるのは、同局連続ドラマ初主演の田辺誠一。「グルメ」「酒」「サウナ」「ソロ活」など、様々な切り口のライフスタイルを描いてきた同局のドラマの中で、新たに「運び屋」ドラマを生み出す。剣の洋食屋でアルバイトとして働き、運び屋の仕事にも好奇心旺盛のヒロイン・天野杏奈役は、多くのバラエティ・情報番組での活躍も目覚ましい元日向坂46の影山優佳に決定。グループ卒業後初のドラマ出演となり、剣と異色のバディを組みながらも、ある過去を持つ女性を演じる。

■田辺誠一 コメント

・本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

今まであまり観たことのないタイプのドラマですし、すごく良いお話なので大変嬉しかったです。

・撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

撮影スケジュールがびっしり詰まっているんですが(笑)、ワンシーン・ワンカット悔いの無いように、スタッフの方達と力を合わせて作りあげていきたいと思います。

・演じられる役どころについての印象をお聞かせください。

白鳥剣は洋食屋を営みながら運び屋をしています。 その設定が、無さそうでいて実はそうでもないのかな、と。そこが面白いと思いました。

・視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

新しいタイプのドラマだと思いますし、心がほっこりと温かくなるストーリーだと思いますので、新年この「ハコビヤ」を観ながらホッとしていただけたら嬉しいです。是非ご覧ください。

■影山優佳 コメント

・本作への出演が決まっての率直なご感想をお聞かせください。

まさか新しいスタートを切ったこのタイミングで、こんなにありがたく光栄なお話をいただけるとは思っていなかったので、ただただ嬉しい気持ちでした。自分にやってほしいと思ってくださった皆さんの想いも背負って、全うしたいなと引き締まる思いでした。

・撮影に向けての意気込みをお聞かせください。

撮影が冬なので色々と大変なこともあるかと思いますが、頑張って臨みたいと思っています。杏奈という役が引っ掻き回さないといけないと思うので、いい意味で自由奔放にお芝居をして、この作品を一緒に作り上げてくださる皆さんも、観てくださる皆さんも巻き込んで笑顔にできたらいいなと思います。

・演じられる役どころについての印象をお聞かせください。

杏奈はすごく感情が表に出やすくて分かりやすい子で、それが愛おしさだったり、逆にちょっと鬱陶しいなと思ったり。観る人の心を動かせるような役にしていけたらいいなと思っています。

・視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

剣さんと杏奈の二人の掛け合いは毎話テンポ感があり、お話もほっこりできるものから心揺さぶられるものまで、毎話違った面白さがあると思うので、楽しんで観ていただけたら嬉しいです。

■プロデューサー:松本拓(テレビ東京)

テレ東深夜ドラマに何か新しいジャンルのドラマを、、と考え続けて形になった企画です。多くのものをネットで買う時代、物流というものは人間のライフスタイルの一部になっています。このドラマは、どんな運送会社にも頼めない特殊な事情を持った人たちの依頼を成し遂げる「運び屋」の話。「届け先がわからない」「分単位の時間指定」「私を届けてください、、」などなど、様々な特殊な運びの依頼を成し遂げた時、そこに人間ドラマがあります。きっと、泣けるお話です。長年ドラマ制作をしておりますが、 自分史上最高レベルの台本に仕上がったと思っております。田辺さん演じる剣と、影山さん演じる杏奈の軽快な掛け合いと共に、ドラマ「ハコビヤ」を是非お楽しみください。

【編集部MEMO】
『ハコビヤ』はテレビ東京のオリジナルドラマ。とある街で洋食屋を営む白鳥剣(田辺誠一)には、もう一つの顔がある。それは「運び屋」としての顔である。「運び屋」と言っても、ハリウッド映画に出てくるような「運び屋」ではない。 犯罪行為にならなければ、「もの」でも「ひと」でもなんでも正確に運ぶ。それがこの運び屋のモットーである。 届け先がわからないモノや、宅配便では決して届けられない場所への運搬など、“どうしても自分では届けられないもの”を運ぶ。その依頼の裏には、この運び屋に頼まなければならない、それぞれの「事情」があり、 その「事情」をこの男なりに汲み取ったうえで「運び」を行うのだ。 全ての「運び」が終わった時、依頼人、届け先、そしてそこにかかわる人の心に少し笑顔ができる。「もの」や「ひと」を運ぶことによって生まれる、笑いや、悲しみ、切なさ、そして温かさを伝える今までなかった新たなヒューマンドラマを届けていく。

(C)「ハコビヤ」製作委員会