左から笠町信吾役の瀬戸康史、田汲朝役の早瀬憩、醍醐奈々役の夏帆、楢えみり役の小宮山莉渚。

ヤマシタトモコ原作による映画「違国日記」の第2弾キャストが解禁に。田汲朝役を早瀬憩、醍醐奈々役を夏帆、笠町信吾役を瀬戸康史、楢えみり役を小宮山莉渚が務める。

朝は新垣結衣演じる高代槙生の姪。中学3年生で両親を事故で亡くし、槙生に引き取られる。醍醐は槙生の友人、笠町は槙生の友人であり元恋人、えみりは朝の親友という役どころ。オーディションで抜擢され、新垣とともにダブル主演を務める2007年生まれの早瀬は「朝になる為の準備をしつつ、不安もありましたが、分からない事は監督や新垣さんに相談し、助けて頂きながら無事撮影を終えることができました」と語る。夏帆は「ずっと好きで読んでいた違国日記の実写化にまさか参加できるとは、、とても嬉しいです」と喜びを伝えた。瀬戸は作品について「心に余裕ができ、優しくなれるような物語」と表現。小宮山は、朝とえみりの関係性について「私にとって憧れに近いものでした」と述べた。

併せて、槙生と朝を収めたファーストカットも解禁に。遠くを見つめて海辺を歩いている2人の姿と距離感は、原作をイメージして再現されている。

2024年全国ロードショーの映画「違国日記」は人見知りな小説家・槙生と、槙生に引き取られた朝の同居譚。なかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、日々を重ねてかけがえのない関係になっていく2人の姿が描かれる。監督は「PARKS パークス」「ジオラマボーイ・パノラマガール」の瀬田なつきが務める。

早瀬憩(田汲朝役)コメント

オーディション合格の知らせを聞いた時は、嬉しさよりも朝を演じられる事への安堵の方が大きかったです。事務所の方々が喜んでくれているのを見て、その事が嬉しくて。それからは朝をどのように演じたら良いだろうと、朝になる為の準備をしつつ、不安もありましたが、分からない事は監督や新垣さんに相談し、助けて頂きながら無事撮影を終えることができました。お二人の存在がとても心強かったです。共演者の皆さんにも支えて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと作りあげたあたたかな世界を、1人でも多くの方々に届けることができたら嬉しいです。

 

夏帆(醍醐奈々役)コメント

ずっと好きで読んでいた違国日記の実写化にまさか参加できるとは、、とても嬉しいです。
撮影は数日だけでしたが、新垣さんと早瀬さんのあいだに流れる空気感がとても素敵で、いい休日を過ごしているような、穏やかで居心地のいい現場でした。
完成した作品を観るのが楽しみです。

瀬戸康史(笠町信吾役)コメント

誰かの為に変わろうとか、誰かをリスペクトするって、自分の生活を色々な意味で豊かにしてくれるのだと、改めて感じました。
決して簡単なことではないけれど、そういう気持ちが大切なのだと。
僕が演じる笠町もそういう気持ちで動いている人物の1人で、彼が人と対話する時の心持ちも、そんな気持ちからきているのだと想像しながら演じました。
心に余裕ができ、優しくなれるような物語、是非ご覧ください。

小宮山莉渚(楢えみり役)コメント

漫画が原作の映画に出演させていただくことは初めてで、
お話を頂いた時はどうえみりを演じるか不安でいっぱいでしたが、
撮影中はずっと朝役の早瀬憩ちゃんの隣に居て、
自然と朝とえみりと同じような関係性を築くことができたと思います。
朝とえみりの関係性は、私にとって憧れに近いものでした。
2人で過ごした時間は私の宝物です。

瀬田なつき監督コメント

早瀬さん、夏帆さん、瀬戸さん、小宮山さん、素敵なキャストが集まりました。撮影現場では、原作の言葉にし難い特別な空気感が、槙生を演じる新垣さんを介して、どんどん生まれていきました。
朝役は何百人かオーディションをして、まだ何にも染まっていない、15歳の早瀬憩さんと出会えました。朝が持つ10代の複雑さを、ふわりと自分に引き寄せる聡明さをもっていました。現場でも、臆することなく、いつも前向きで勇敢に、のびのびと楽しんで演じてくれ、一緒にワクワクしながら映画を作ることができました。早瀬さんにしか演じられない、あの瞬間の等身大の朝の魅力を、スタッフ・キャストみんなで映すことができたと思います。

映画「違国日記」

2024年全国公開

スタッフ

原作:ヤマシタトモコ(祥伝社フィールコミックス)
脚本・監督:瀬田なつき
企画・制作:東京テアトル
配給:東京テアトル、ショウゲート

キャスト

新垣結衣
早瀬憩
夏帆
瀬戸康史
小宮山莉渚

(c)2024『違国日記』製作委員会