フジテレビ系ドラマ『パリピ孔明』(毎週水曜22:00~)では、15日放送の第8話に東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦、シンガーソングライターの安藤裕子、女優の田畑智子が出演する。

  • (左から)安藤裕子、谷中敦、田畑智子

谷中が演じるのは、孔明(向井理)と英子(上白石萌歌)がアルバイトするライブハウス「BBラウンジ」の前オーナー・吉永。「BBラウンジ」の現在のオーナーは、三国志オタクの小林(森山未來)だが、10数年前までは吉永がオーナーを務めていた。吉永は、楽曲を持ち込む若手ミュージシャンたちに演奏の場を与えながら、「BBラウンジ」を経営。その際に、当時さまざまなバンドで助っ人としてギターを弾いていた小林と出会い、音楽だけではやっていけなかった小林を「BBラウンジ」で雇い、面倒を見ていた。やがて、吉永が残した店を小林が引き継ぐことになる。

安藤が演じるのは、英子の母親。高校生の頃に親と大ゲンカをして、ギターを持って家を飛び出してきた英子。音楽で生きていきたいという自分の夢を理解してくれない母親とは折り合いが悪いまま家出をした後、たまに連絡を取るものの、顔は合わせていない。

田畑が演じるのは、英子の故郷・京都の幼稚園時代の先生・高田。サマーソニアの出場が決まった英子は、既に完成させているオリジナル楽曲「DREAMER」に加え、もう1曲新曲が必要になる。しかし、なかなか2曲目のイメージが浮かばない英子は、新曲のヒントを求め、母校の幼稚園に訪れ、当時から働いていた高田先生と再会し、一緒にあるものを探すことになる。

第8話では、英子がサマーソニア出場のため、「DREAMER」に続く新たなオリジナル曲を作るところが描かれる。放送に先がけ、第8話で披露される新曲「Time Capsule」の音楽映像が公開された。本作のために書き下ろしされた楽曲で、作詞・作曲は2009年にCDデビューした4人組ロックバンド・andropのボーカル兼ギターの内澤崇仁、編曲をandropが担当。映像では、劇中にも出てくる森山演じる小林がギターを弾く姿も捉えられている。

コメントは、以下の通り。

■谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ) コメント

――本作の出演を受けて(撮影で印象に残っていることなど…)

「非常にうれしく思いました。撮影日まで待てなかったほどでした。友達であるSaucy Dogの石原慎也くんが『パリピ孔明』ファンであることを知ったので自慢しようと思います。また、森山未來さんの本番時のプロフェッショナルな意識の切り換えに、目まいを感じるほど感動しました。俺は夢の世界にいたんだな、と後から反すうしました。今も、です。そして、“新しいエンタメを作り上げよう!”という意識に満ちた現場で、キラキラと輝いていました。あの輝きがきっとこのドラマを見ている方々にも伝わっているんでしょう」

――視聴者へメッセージ

「今自分もスカパラのメンバーもハマって見ている最中です。向井理さんの超孔明ぶりと上白石萌歌さんの演技と歌唱がすごいし、毎回驚きがあるので次が楽しみになっちゃいますね。これから自分が出てくることが今のところまだ信じられないです(笑)。素晴らしい世界の中に参加させて頂いて自分は大変光栄です。ぜひぜひ、楽しんで下さい!」

■安藤裕子 コメント

Q.本作の出演を受けて(撮影で印象に残っていることなど…)

「原作の英子の母親像と自分が持っている人物像が近くない感じがして面白いなと思いました。どうやって映像化されるのかも興味深かったです」

――視聴者へメッセージ

「このぶっ飛んだ題材を非常にカラフルなカラーリングとカメラワークで違和感なく映像化しているのがすごいなと思います。出演者の皆さまも個性的でワクワクします。引き続き楽しんでご覧下さい!」

■田畑智子 コメント

――本作の出演を受けて(撮影で印象に残っていることなど…)

「アニメをずっと見ていて好きな作品だったので、参加できることがうれしかったです。共演させて頂いた萌歌ちゃんはお芝居も歌も申し分ないので、役にピッタリだと思いました。また、1日だけの撮影でしたが、強烈な京都弁の先生を楽しく演じられました。萌歌ちゃんと手がドロドロになるまで穴掘りをするなんて、それだけでもステキな時間でした」

――視聴者へメッセージ

「ドラマも終盤になりもっともっと盛り上がると思います。ぜひ、ハッピーになれるドラマをたくさんの方に見て頂きたいです。京都弁の高田先生にも是非、注目して下さい!」

■上白石萌歌 コメント

――本作書き下ろしの新曲「Time Capsule」について

「まずは、andropさんとこのような形でご一緒できることをとてもうれしく思いました。実は内澤(崇仁)さんとは私のデビュー当時からご縁がありまして、こうして交わらせて頂くことがひとつの夢でした。『Time Capsule』を初めて聴かせて頂いた時、どうしてこんなにも英子の気持ちが分かるのだろう…と心から感動しました。この曲のテーマは”つながり”なのかなと解釈していて、英子と孔明のつながりや英子と家族とのつながり、そして英子から切り離すことのできない音楽とのつながりなど、英子にとってのたくさんのかけがえのない“つながり”を大切に感じながら歌いたいな、と思いました。『パリピ孔明』という作品を鮮やかに締めくくってくれる、あたたかく、すがすがしい曲です!」

――「Time Capsule」の特に注目してほしいポイントは?

「1番の“「一人じゃない」って想っていいかな”という歌詞が、2番になって“「一人じゃない」って想っているんだ”と確信に変わっているところが特に好きです。はじめは音楽と孤独に向き合っていた英子が、たくさんの人との関わりを通して、“一人じゃない”と実感できている心情にぴったりな歌詞だと感じました」

――第8話で森山未來さんとのセッションシーンもございますが、撮影はいかがでしたか?

「実は台本上では森山さん演じるオーナー(小林)とセッションするというくだりはなかったのですが、森山さんがあまりにもステキなギターをお弾きになるということで実現したセッションでした。控室でも何度か音合わせを一緒にして頂いたこともあり、とてもライブ感がありました。オーナーの過去とも重なるように感じた歌詞なので、オーナーの気持ちも乗せて歌うことができたらいいなと思い、撮影しました」

――視聴者へメッセージ

「いよいよ最終章に突入します!英子が孔明をはじめとする心強い仲間たちと必死に歩んだ先にどんな景色が待っているのか、是非、最後まで見守って頂けるとうれしいです!」

(C)フジテレビ