昭和から平成にかけて放送されたフジテレビ系バラエティ番組『クイズ!年の差なんて』の復活版『坂上どうぶつ王国プレゼンツ! クイズ年の差だよねSP』が、10日(19:00~ ※一部地域除く)に放送される。
アダルトチームとヤングチームの2チームに分かれて、アダルトチームにはヤング世代なら誰でも分かるクイズを出題。また、ヤングチームにはアダルト世代なら当たり前の常識となるクイズを出題していく。アダルトチームには、岩下尚史、梅沢富美男、斉藤慶子、椿鬼奴が登場。ヤングチームには、栗田航兵(OCTPATH)、東京ホテイソン、藤田ニコル、ゆうちゃみ、四谷真佑(OCTPATH)が参戦する。
クイズは、昭和と令和の時代の流行を1分間のVTRクイズで出題する「年の差ワンミニッツ」からスタート。昭和に大行列ができたヒット商品や、今話題の人気キャラクターに関するクイズなどを次々と出していく。そして、それぞれの世代の“当たり前”に注目したクイズをテーマごとに出題。婚活、テレビ番組、学生、アイドルの推し活などをテーマにした問題が登場する。
『クイズ!年の差なんて』ではおなじみの、書いてしまうと得点がマイナスになってしまう「NGワード」が用意されることに。今回は“チャットTMY”がNGワードを設定するというが、“チャットTMY”の正体とは…。
今ではなかなか考えられない昭和の婚活や、約8割がカップル成立となる令和の婚活スポットをクイズを通して公開。令和の驚きの婚活事情が明らかになり、梅沢は「理解できるわけないだろ!」と声を上げる。
昭和のテレビに関するクイズでは、世界紀行クイズ番組『なるほど! ザ・ワールド』からある問題が出されると、藤田が「めっちゃ汚い言葉でいいですか」と前置きし、衝撃の解答を口に。これにはMCの坂上忍も爆笑し「ぶっちゃけ方向性は合ってる」と返すが、その驚きの内容とは。
アイドルの推し活をテーマにしたクイズでは、令和の推し活には欠かせない“アクスタ”ことアイドルのアクリルスタンドを紹介。昭和の推し活では定番だったというある推しグッズも公開する。
収録後のMCコメントは、以下の通り。
■坂上忍 コメント
「僕は当時『クイズ!年の差なんて』にヤングチームで出演していたので、とても感慨深かったです。やはり世代の差がある出演者の皆さんがうまく交わってほしいなと思っていたので、本当にありがたかったです。楽しかったです」
■伊達みきお(サンドウィッチマン) コメント
「アダルトチームがアダルトじゃなかったような気もしますが(笑)、それぞれキャラクターが立っていて面白かったです。僕らも知らないことが結構あったので、幅広い年齢の方に楽しんでいただけるのではないかと思います。昔から見ていた番組だったので、今回出演できて本当にうれしかったです。ぜひ楽しみにしていてください!」
■富澤たけし(サンドウィッチマン) コメント
「内容が内容だったので、もっと深夜にやればいいのにと思いました(笑)。もし次またできるようでしたら、次は深夜の放送にした方がいいんじゃないかなと思っています。衝撃のクイズがたくさん出てくるのでぜひ見てほしいです!」
【編集部MEMO】
今回の『クイズ!年の差なんて』復活のきっかけは、当時ヤングチームとして出演していた坂上忍。マイナビニュースの取材に、「テレビを見ていて、似たりよったりな番組が多いなと、ある時ふと思ったんです。年齢のいった方が時に老害扱いされることがあるじゃないですか。でも、司会する側から言うと、昭和を経験してる人のエピソードトークは、パンチ力が強すぎてかなわないんですよ(笑)。一方で、今見てくれている若い人たちにも訴えていかないといけないから、世代が離れてるけどうまいこと融合できるような番組とかないのかな…って何となく思ってたら、『あれ? そういや俺出てたよな』と思って(笑)。それで、お世話になってる小仲(正重、『バイキング』初代チーフプロデューサー)さんとか、『坂上どうぶつ王国』の江本(薫チーフプロデューサー)さんに、「『年の差なんて』ってどうですか?」って聞いてみたら、興味を持ってくださったスタッフの方が集まってくれて、今日に至ったんです」と語っている。
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