元プロ野球選手で野球解説者の上原浩治氏が3日、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』で公開された動画「【坂本勇人・長野久義への後悔】ドラフト1時間前に運命の電話…いつも巨人が邪魔する! 元阪神の名スカウトが今だから明かす漫画みたいな舞台裏【スカウトの給料事情も】 【(3)/4】」に出演。阪神が“坂本勇人選手を指名しなかった理由”に驚く一幕があった。
同チャンネルでは今回、元阪神スカウトの菊地敏幸氏をゲストに招いたトーク企画を実施。その中で、「穫れなくて、悔しかった選手」の一人として、菊地氏が名前を挙げたのが坂本だった。
光星学院高等学校を経て、2006年に高校生ドラフト1巡目(外れ1位)で巨人に指名された坂本。その年「自分はもう、東日本の統括責任者になってた」という菊地氏は、「春の大会で青森の東北大会かな? そこの準決勝か何かでホームランを3本、レフト・センター・ライトに気持ちよく放り込んで。動きもいいし、足もいいし、守備もできて、『高校生では抜けてるな』って感じだったんですね」と振り返る。
さらに、「夏はダントツで強いはずだった。文句なしで甲子園出てくると思って、自分は夏(の県大会)を見に行ってない」と明かし、「決勝で青森山田に負けて、『ウソだろ!?』って。他球団のスカウトも『なんで負けたの!?』となって」と回想。その結果、もともと「超A」だった評価にも変化が生じ、阪神は巨人、中日とともに堂上直倫氏を1位で指名することになったそうだ。
この裏話を聞き、上田まりえが「甲子園に出る出ないでそんなに変わるんですか?」「野球ってチームプレーじゃないですか? (3年時に)甲子園に行けなかったことは坂本選手の責任じゃないじゃないですか」と尋ねると、菊地氏は「変わってしまったんだよね、この場合」と返答。「坂本は夏出てきてれば、逆に3球団4球団、坂本に競合してたと思うんだよね……」と述べつつ、「ファンが納得しやすい、関西だと。甲子園に出てて、知名度があって」「甲子園がすべてみたいな感……今は変わってきているかもしれないけども」と明かした。
なお、上原氏は「そんなに違うんですか」と驚きながら、「高校の時に試合に出てないと、まったくスカウトはあれか。見るわけないか」と控え選手だった自分を引き合いに出して、笑いを誘っていた。
【編集部MEMO】
元メジャーリーガーの上原浩治氏が、アシスタントの上田まりえとともに、さまざまなゲストと“雑談”を繰り広げるYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』。チャンネル登録者数は74万人を超え、プロ野球OBが出演するYouTubeチャンネルの中でも屈指の人気を誇る。これまで、松井秀喜氏、高橋由伸氏、藤川球児氏、宮本慎也氏など数々のレジェンドOBがゲストとして登場。松井氏がゲスト出演した動画内では、チャンネル登録者数100万人到達の記念企画として、2002年の巨人メンバーたちによる座談会を東京ドームで開くことが計画された。
