ヤマハ発動機は11月7日より、ミラノで開催される「EICMA 2023(国際モーターサイクルエキシビション)」にてモデルチェンジを行う欧州向けロードスポーツモデル「MT-09」を出展する。
同モデルは、従来から提唱してきた"The Rodeo Master"としての乗り味をさらに洗練させ、"The Knight Horse"をコンセプトに開発したもの。デザイン面では、"Torque & Agile"なキャラクターをさらに磨き上げたとのこと。
今回は、エンジン懸架を変更して剛性を高める一方で、フロント周りの剛性をやや抑え気味にチューニングするなど、より幅広い領域での安定感と軽快さの両立を実現。
タイヤにはブリヂストン製「BATTLAX HYPERSPORT S23」を採用し、これに連動した前後サスペンションのバネ定数と減衰特性のリセッティング(リアはリンクも変更)も行っている。
そのほか、乗車姿勢の自由度に配慮した新ライディングポジション、新デザインのタンク、新機能を搭載したフラッシャーをはじめとする新設計の灯火類も搭載。
YRC(ヤマハライドコントロール)やクルーズコントロールシステムなどのライディングアシストテクノロジーやつながる機能搭載の5インチフルカラーTFT メーターやType-CのUSBソケットなどの便利な機能も充実している。
同モデルの日本での発売は、2024年春以降を予定している。