ファミレスチェーンのココスが『呪術廻戦』とコラボしているらしいーー。

そんなウワサを耳にし、さっそくココスに向かってみたところ、めちゃくちゃ魅力的な期間限定スイーツが出ていることを発見! 居ても立っても居られず食べてみると、これがマジでウマいのなんのって……。

ということで、今回はココスの「イタリア栗のしぼりたてモンブランパフェ」についてレポート。これ、ぶっちゃけココス史上最強クラスのデザートなのでは?

▼「イタリア栗のしぼりたてモンブランパフェ」は過去最高傑作説あり!

『呪術廻戦』はアツいでしょ~。術式とかはちょっと難解で複雑だけど、カッコいいキャラクターばかりが揃ってるし、ストーリーの展開も早いし、めちゃくちゃスリリング! アニメのほうは主題歌がKing Gnuってのも最高だよね。

ということで、呪術廻戦とコラボ中のココスに向かってみた。

おおっ、やってるやってる!

おおっ!? 宿儺の指をイメージしたソーセージの鍋なんてのもあるじゃん! なかなか攻めてるね~。でも宿儺の指に耐性がない人が食べたら、一体どうなっちゃうんだろう……な~んて、ついお茶目なことまで考えちゃうゾッ。

……んっ? なんだ、これ。

「マロンフェア」だと……?

「イタリア栗のしぼりたてモンブランパフェ」(1,155円)……このビジュアル、ヤバくないか? めっちゃくちゃウマそう。

「くるくるデニッシュと渋皮栗アイス」(649円)ってのも間違いないだろう。

「イタリア栗のしぼりたてモンブラン」(605円)と……

「ミニマロンパフェ」(495円)ってのもコスパがよさそうだ。

……えっ、ちょっと待って、どれもめっちゃウマそうなんですけど。マロンは本当に大好物なんだけど、『呪術廻戦』どうすんの?

突きつけられる究極の選択。順当に考えれば、宿儺の指鍋を食ったあとに「イタリア栗のしぼりたてモンブラン」、もしくは「ミニマロンパフェ」をデザートに頬張るのが正攻法かもしれない。

しかし、そんな「どちらにもいい顔をしておく」みたいな、八方美人的な姿勢でいいのだろうか? マロンにも芥見下々先生(『呪術廻戦』の作者)にも失礼なんじゃないか?

一体、どうすればいいんだ? 何が正解なんだ……!?

  • 「イタリア栗のしぼりたてモンブランパフェ」(1,155円)

ひゃっほ~~~~い! 来たぁ~~~~~~! めっちゃウマそう!

見てくれたまえよ、この気品と迫力を。気品と迫力って、こんなにも見事に両立できたんですね。ということで、『呪術廻戦』とのコラボメニューもめちゃくちゃ魅力的なんだけど、今回はマロンにさせていただきやした!『呪術廻戦』はまた後日にして、今日はマロンに集中しよう!

それではさっそく一口、まずは渋皮栗から……パクッ。

は~……幸せ。きっとシロップに漬けられてるんだよね、これ。栗のホクホク食感に強めの甘みが残っていて、一粒でも満足度が超高い。うっま~……。

この"しぼりたて"だというイタリア栗ペーストは風味も抜群に立っていて鬼ウマ。舌触りもねっとり & なめらかで高級感がヤバい。甘さは控えめで、そのぶん、マロンの強烈な風味をダイレクトに感じまくることができる。くぅ~、たまらねぇ~!

続いておいでなさったのは渋皮栗アイス! これも甘みと栗の風味のバランスが素晴らしく、栗の食感も残っていて贅沢感がスゴい。ホイップクリームや栗ペーストと一緒に食べると、これまた別の表情になって最高にウマい。これ単体でも販売してほしいレベルだ。

そのすぐ横には塩キャラメルアイスも控えていて、こちらも香ばしいキャラメルの風味 & 甘みを塩分がグイッと引き立てていてウマい。舌触りはとろっとしていてなめらかで、栗ペーストとの相性も抜群である。

中盤に差し掛かったところで現れたのはフローズンミックスベリーだ。ベリーのフレッシュな果実味と爽やかな酸味がマロンパフェに新たな風を吹き込んでくれる。「濃厚なマロンだけじゃ、最後まで走りきれないだろ?」と寄り添ってくれているようだ。でも、心配には及ばないぜ? だってこのパフェ、マジでウマすぎて飽きる気がしねぇから……!

その後もサクサク食感が嬉しいチョコクリスピー、なめらかで濃厚なカスタード、しっとり食感で凝縮されたカカオの旨みが引き立ったチョコブラウニー、そしてブロンドチョコプリンなどを存分に堪能した。

どれもブラウン系の色合いで、見た目的にも統一感があってキレイなのだが、味わい的な意味での相性もめちゃくちゃ統制が取れていたのが印象的である。商品開発の担当者たちが、何度も試食しながらトッピング内容を考え、「これなら間違いない!」という自信作を作り上げたのだろう。

最後はカカオゼリーでさっぱりフィニッシュ! マジでめちゃくちゃウマかった……。ココスのパフェはこれまでもいろんな種類を食べてきたが、個人的には史上最高レベルにウマかったと断言できる。決して甘すぎるわけではないので、スイーツ好きはもちろん、ぜひ甘党じゃない人も味わってみてほしい。