映画『あぶない刑事』最新作の製作発表会見が1日に都内で行われ、舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルが登場した。
1986年にテレビドラマ放映され、数多くの社会現象を巻き起こした『あぶない刑事』。軽妙なトークと激しいアクション、オリジナルな世界観で数多くのファンを魅了し愛され続けてきた。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』でシリーズの幕を閉じたと思われた『あぶデカ』が、7年の時を経てスクリーンで復活する。
■『あぶない刑事』最新作のタイトルは『帰ってきたあぶない刑事』に決定
『あぶデカ』最新作のタイトルが『帰ってきたあぶない刑事』となり、来年5月24日に公開されることが発表されると、舘は「『さらば~』といって、ニュージーランドに行っちゃいましたけれども、また帰ってきちゃいました。本当にすみません(笑)」と笑いを誘いつつコメント。8年ぶりの復活についても「帰ってきたな! という気持ちです。このメンバー4人そろうと、僕は最強だと思うので、最強のメンバーにまた出会えて本当に嬉しいなと思います」と柴田らとの久しぶりの再会を喜んだ。
一方の柴田も「『さらば~』でおしまいだったんじゃないの? と最初は言いました」と切り出し、「でも、やっぱり舘さんやトオルくん、あっちゃん(浅野)に会いたいな、お芝居がしたいなと根っこでは思っていた。まさかこんなに1つの役を長くやるとは全く思ってなかったですから、この出会いは僕にとってはとても大きくて、本当に嬉しいです」と復活の喜びを語っていた。
久しぶりの『あぶデカ』撮影について聞かれた舘は、現場について振り返るも迷走してしまい「質問なんだったっけ?(笑)」と照れた表情。これを見た柴田が「変わります」とすかさずフォローし、舘も「あとは頼む」と返すなど名コンビの健在ぶりを見せる。柴田は「今回、監督・スタッフが全員初めて『あぶデカ』を撮る若者で、舘さんがふっと現場に入っていくと、舘さんじゃなくて『ダンディー鷹山だ』、僕のことも『セクシー大下だ』という目で見ている感じがした。だからスタッフの期待に応えようという気持ちでクランクインできました。最後までリスペクトしてくれていたスタッフで、やりやすかったし感謝しています」と、新たな『あぶデカ』撮影現場について語った。