“日本一のコント師”を決める大会『キングオブコント2023』の決勝が21日(19:00~)、TBSで生放送され、決勝初出場のお笑いコンビ・サルゴリラ(赤羽健壱、児玉智洋)が優勝。審査員長のダウンタウン・松本人志は、「日本最高峰のコントの戦いをたっぷり見せてもらえてうれしい」と話していた。
史上最多となる3036組がエントリーした今年の『キングオブコント』。ダウンタウンが総合MCを務める『お笑いの日2023』(21日14:00~21:54)のフィナーレとして生放送され、審査員は昨年に引き続き、松本人志、飯塚悟志(東京03)、小峠英二(バイきんぐ)、秋山竜次(ロバート)、山内健司(かまいたち)の5人が務めた。
ファーストステージは、カゲヤマ、ニッポンの社長、や団、蛙亭、ジグザグジギー、ゼンモンキー、隣人、ファイヤーサンダー、サルゴリラ、ラブレターズの順でネタを披露。審査員1人あたり持ち点100点、計500点満点で競った。そして、サルゴリラが482点で1位、カゲヤマが469点で2位、ニッポンの社長が468点で3位となり、この3組がファイナルステージに進出。ファイナルステージも同じく500点満点で採点し、ニッポンの社長は466点(合計934点)、カゲヤマは476点(合計945点)、サルゴリラは482点(合計964点)となり、合計得点が最も高かったサルゴリラが、第16代キングの称号と優勝賞金1,000万円をつかんだ。
サルゴリラは歴代最高得点となる964点で優勝。また、赤羽は44歳、児玉は43歳と史上最年長での優勝となった。
審査員長を務めた松本人志は、「日本最高峰のコントの戦いをたっぷり見せてもらえてうれしいなと。ありがとうございます」とコント師たちのハイレベルな戦いに大満足の様子で、「皆さんお疲れ様です」と労いの言葉も。審査は「めちゃくちゃ難しかった」と言い、「3位、4位ぐらいが優勝してても何年か前なら全然おかしくなかった」と評価していた。