JR西日本は20日、冬の期間(2023年12月1日から2024年2月29日まで91日間)に運転する臨時列車について発表した。寝台特急「サンライズ出雲」の臨時列車は今年度も年末年始に計4本(上下各2本)を設定。出雲市駅から東京駅まで往復する。

  • 東京~出雲市間の寝台特急「サンライズ出雲」。今年度も年末年始期間に臨時列車が設定される

寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は近年、多客期に好調な利用状況となっている。昨年度の年末年始期間(2022年12月28日から2023年1月5日まで)は約6,000人の利用があり、前年比126%・2018年比102%(JR東海発表)でコロナ禍前より多くの利用があったという。

「サンライズ出雲」の臨時列車は多客期のお盆期間と年末年始期間、ゴールデンウィーク期間、帰省時期に合わせて設定。今年度の年末年始期間も「サンライズ出雲91・92号」として運転され、利用機会の拡大を図る。使用車両は285系7両編成(全車指定席)となる。

上り「サンライズ出雲92号」は12月28日と1月3日に出雲市駅14時37分発・東京駅(翌日)6時23分着、下り「サンライズ出雲91号」は12月29日と1月4日に東京駅22時21分発・出雲市駅(翌日)13時7分着で運転。両列車とも東京~出雲市間で途中の横浜駅、大阪駅、三ノ宮駅、姫路駅、岡山駅、倉敷駅、備中高梁駅、新見駅、米子駅、安来駅、松江駅、宍道駅に停車する。