中京テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』(毎週火曜19:00~)が、きょう17日に放送。ゲストに、吉田鋼太郎、丸山桂里奈、石井杏奈が出演する。

  • 茂三郎の師匠(左)と“36番”谷口ディレクター

“観測史上、もっとも暑い町”という記録を持つ、埼玉県熊谷市にあるホルモン屋が登場。この町で長年営業を続けている人気店だが、店内にエアコンは一切なし。しかも、表面温度が700℃ともなる炭火の七輪を焼き台として使っているため、外の気温が35~40℃の真夏になると、店内は最高で40℃近くまで上がり、七輪の近くは約50℃に。客は汗だくになりながら食事をとり、食べ終わって店の外に出た瞬間「涼しい~!」と思わず声を出してしまうのが日常の光景だ。

そんな暑さを我慢しても食べたいと思わせるのは、「日本橋や銀座でも食べるけど、全然レベルが違う、断然1位」と、お肉好きの客が太鼓判を押すその高い品質。「ここの牛タンに敵う牛タンはなかった」と驚かれる、都内では4,000円相当の「牛タン(上)」(990円)、「スーパースター」と評される豚の「レバー」(495円)、しょうゆベースのピリ辛ダレで食べる「かしら(豚のこめかみ、ほっぺたの部位)」(495円)など、客の注文が入ってからさばかれる肉はどれも新鮮で、美味しさの秘けつにもなっている。

肉類だけでなく、「マジで人生で一番おいしい」と、千葉から2時間かけて通う客もいる自家製の「キムチ」(440円)や、「本当に日本一」と絶賛される「モツ煮」(495円)なども人気。お肉に欠かせないご飯は新潟県魚沼産のコシヒカリを使っているにもかかわらず、「ライス(普通盛り)」が2合で220円、「ライス(大盛り)」だと3合で330円と、特大ボリュームを安価で提供している。

店主はエアコンを設置しない理由について、「ガスで一酸化炭素がたまってしまう」と、店の構造の問題を挙げ、さらに「エアコンつけたらエアコン代が値段に入っちゃう。多少我慢しても安く提供した方が良い」と、現在のエアコンなしのスタイルで営業を続ける予定だ。一方で、店主はその暑さに負けないために、あることを始めていて――。

また、同じ埼玉にある「暴れん坊そば名人」こと「會津野 茂三郎」の師匠が、今回の店を取材している弟子36番と共に来訪。時に撮影も担当していた師匠だが、今回はカメラだけでなく…。

(C)CTV