元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が3日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】』で公開された動画「清水隆行・福留孝介が推す『期待の若手』&フルタ式“配球読み”の極意【バッターズバイブル】」に出演。首位打者を獲得できた理由を自己分析する一幕があった。

古田敦也氏

■プロとしてやれると思った瞬間は?

同チャンネルでは今回、清水隆行氏、福留孝介氏をゲストに招いたトーク企画を実施。「プロとしてやれると思った瞬間は?」というトークテーマにて、古田氏は「1年目が2割5分、2年目が3割4分打って首位打者獲ったのね。だから正直言うと、『ああ、もういけるな』って思ったよ」と明かし、首位打者のタイトルを獲得したプロ2年目について語っていく。

この年、128試合に出場し、打率.340、140安打、11本塁打、50打点という好成績を残した古田氏。8番バッターだったことが好成績の一因になった面もあるようで、「9番にピッチャーか代打やんか。次のバッターと勝負したいのか、あるいは代打が出てきたら勝負したくないしっていうピッチャーの都合ってあるやん? それをいつも頭に入れながら読みで打ってた」と振り返る。

■配球が「読みやすかった」理由とは

そして、古田氏は、シチュエーション別に詳細を解説。まず、序盤でのチャンスの場面では、「ランナー2塁で1塁が空いてる時がある。でも、(8番を)敬遠しないじゃん、いちいち。だから勝負してくる。でもキャッチャーの立場になると、8番バッターにヒットを打たれて点を取られたら(監督に)怒られる。だから真っ直ぐなんか絶対こないわけよ。フォークボールとかスライダーばかり来る。それがボールになってもいい、フォアボールでもいいと思ってる。それをずっと狙い打ってた」と、捕手心理を読んだ上で球種を絞っていたという。

また、中盤以降でのチャンスの場面についても、「代打が出るってことは代打の切り札が出てくるから、8番と勝負したい。それならストライクが取りやすい球が来る。フォアボールを出したらピンチが広がるから、ストレートかスライダーしか来ない」と予想していたことを明かしながら、「球種がすごい絞りやすくて、それを強引にいかずにセンター前に打ってた」「だから読みやすかった」と回想。

もっとも、球種を絞ったとしてもフルスイングしないことには気をつけていたようで、「読みをかけて、100か0かでいった時に、どうしても強く打ちたくなる。それを捨ててセンター前(を狙っていた)」とも語っていた。