JR北海道とJR北海道フレッシュキヨスクは、かつて運行された寝台特急「エルム」と快速「海峡」のヘッドマーク等を「JRE MALL」のオークションで販売すると発表した。入札期間は10月13日12時から10月17日12時30分までとなる。

  • 「エルム」ヘッドマークのイメージ (JR北海道提供)

寝台特急「エルム」は、1989(平成元)年に上野~札幌間を運転区間として、寝台特急「北斗星」を補完するために設定された臨時列車。個室寝台や食堂車のないB寝台のみと編成で、北海道に生える樹木のひとつ、ニレの木にちなんだ愛称で親しまれた。

快速「海峡」は、1988(昭和63)年の青函トンネル開通にともない、青函連絡船の代替列車として運行開始。2002(平成14)年の東北新幹線八戸開業を機に、特急「スーパー白鳥」「白鳥」などに引き継がれ、快速「海峡」は運行終了した。

  • 「海峡」ヘッドマークのイメージ (JR北海道提供)

  • DD51形機関車番号版と行先表示板(札幌・小樽)のイメージ (JR北海道提供)

今月行われるオークションにて、寝台特急「エルム」、快速「海峡」のヘッドマークをはじめ、ディーゼル機関車DD51形の機関車番号板、JR北海道の在来線で使用された行先表示板(サボ)もあわせて出品。通販サイト「北の特急便 JRE MALL店」で販売され、10月12日12時に詳細を案内する予定となっている。