元プロ野球選手で野球解説者の上原浩治氏が2日、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』で公開された動画「【最強捕手降臨】普段はフザけてるのに投球はやたら丁寧な天敵!? ぽや〜んてれ〜んびよ〜んな技巧派!? 古田敦也さんが大嫌いだった4人の投手【捕手として衝撃を受けた名投手達の秘話も】【(1)/6】」に出演。いまだに悔いが残っているという、イチロー氏との対戦について回想した。
同チャンネルには今回、古田敦也氏がゲストで登場。上田まりえから上原氏の印象について聞かれた古田氏が「(上原が)1年目のオールスターで(球を)受けてるんです」と振り返ったことで、1999年のオールスターの話題に。
当時、上原氏の球をブルペンで受けた古田氏は「これはイケる!」と確信。「『これはイケる!』は何を目指すかというと、9連続三振とかそういうレベルよ。江夏(豊)さんがやって、江川(卓)さんでもできなかった記録を出す数少ないチャンスが今回はあると思って」と回想する。
さらに、古田氏は「『イケるから』って言って、ほんまに1番2番を三振にとった」と上原氏と交わしたやり取りを明かし、「『イチロー、ナンボのもんや』って思ってるわけよ。あんなデカくなると思ってない」「きっちり追い込んだ。サイン出したら首を振るんですよ、この人が」と3番だったイチロー氏との対戦に言及。
すると、上原氏は「インコース真っ直ぐのサインだったんです」「当てそうな雰囲気があった。オールスターでデッドボールってありえへんやん? これちょっと当てそうやなと思って首振ってフォークにしたら、まったく落ちないフォークがど真ん中にいって、そのままバックスクリーンに」と弁解しつつ、「めっちゃ悔い残ってるもん」と改めて悔しがっていた。