元プロ野球選手で野球解説者の清水隆行氏が9月26日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】』で公開された動画「また出た! 天才左打者の気持ちが折れた“あの”左投手&古田敦也の清水・福留攻略法【バッターズバイブル】」に出演。現役時代、山本昌氏を苦手としていた理由を語る一幕があった。
■山本昌氏の球は「とにかく真っ直ぐが速く見える」
同チャンネルでは今回、清水氏、古田敦也氏、福留孝介氏によるトーク企画を実施。その中で、「苦手だったピッチャーは?」というトークテーマにて、清水氏が名前を挙げたのが山本氏だった。
清水氏は「とにかくダメでした。7年目で初めてヒット打ちました。6年間ノーヒットですね」とこぼし、その理由として「とにかく真っ直ぐが速く見えるんです」と説明。古田氏が「『速く(見える)』って言うけど、速くないよ(笑)。スピードガン見たら140キロ出てないし」とツッコミを入れるも、清水氏は「いや、速いです。僕だけじゃないんですよね、『速い』って言うのは。ぱっと見逃して、『うわ速い』と思って確認すると132、3キロ。それで自分が誤作動を起こすと思うんですけど……でも(高橋)由伸とかも同じことを言ってた」と明かした。
さらに、清水氏は「(球がなかなか)見えないところと、あとは近いですね」と、山本氏のフォームと体格の大きさが影響していたと分析。「ボールが見えてる時間が短いイメージでした。急にピッとくるような感じだったんで。隠して隠してピュッとくる。真っ直ぐを速く感じてしまうので、スライダーとかも(バットが)止まらないですよね」と振り返っていた。