GA technologiesは9⽉28⽇、「お⾦と⾦融教育に関する意識調査」の結果を発表した。調査は8⽉29⽇〜31⽇、⾦融教育を受ける機会がないまま2024年以降に新社会⼈となる⾦融スキマ世代(18歳〜25歳)の内定者1,037名を対象に、インターネットで行われた。

  • お⾦に関する不安

    お⾦に関する不安

「将来のお⾦に関する不安」について質問したところ、約8割が「とても不安を感じる」(31.6%)、「少し不安を感じる」(47.4%)と回答。しかし、「資産形成の勉強はしている?」と聞くと、78.2%が「していない」と回答し、不安を感じると回答した⼈が多い⼀⽅で、資産形成の勉強ができている内定者は21.8%にとどまった。

また、⾃⾝のお⾦の知識については、56.8%が「⾃信がない」と回答。内定者は将来のお⾦について知識に⾃信がなく、勉強もできていないため、不安が⼤きいという傾向がみてとれた。

  • 資産形成について

    資産形成について

「新社会人になったら資産形成を始めたい?」と質問したところ、82.1%が「はい」と回答。給与の何割を資産形成に回したいかと聞くと、「2割」(27.4%)や「1割」(21.5%)、「3割」(20.9%)に票が分かれる結果に。

また、関心のある資産形成を教えてもらったところ、「NISA/つみたてNISA」(54.6%)がダントツの1位に。次いで2位「投資信託」(7.5%)、3位「国内株式投資」(6.2%)が上位に。しかしながら、「NISA/つみたてNISAの新制度や具体的な内容まで知っている」という人は13.8%にとどまり、⾦融スキマ世代の⾦融リテラシーの低さが浮き彫りとなった。

  • ⾦融教育への関⼼

    ⾦融教育への関⼼

次に、「学校で⾦融教育を⾏なってほしかったですか?」と尋ねたところ、約8割が「⾏なってほしかった」と回答。また、約7割が「新社会⼈になったら、勤務先で資産形成などの⾦融に関する研修・セミナーの機会または、福利厚⽣で資産形成について学べる機会があると良い」と考えていることがわかった。