歌手の広瀬香美が開催する、新時代の歌姫を発掘するオーディション『歌姫ファイトクラブ!! 心技体でSINGして!』(Huluで毎週土曜新エピソード配信)の第5話が、30日から配信されている。
第5話ではまず、個人面接を展開。広瀬が重視するポイントは、歌姫に一番必要だと考えている心技体の「心」の部分、つまり「ハート」の強さを見極める。“香美マスク”を付けた歌姫候補たちは、バラエティに富んだ自己PR。自身の特技を披露し、“歌姫に懸ける思い”を熱くアピールするが、それが実にユニークだ。
続いて、広瀬から「前回、修正のアドバイスをした後、自分でクリアできましたか?」「なぜ歌姫になりたいんですか?」「このオーディションに不合格だった場合、どうしますか?」など、次々と核心に迫る質問がぶつけられる。広瀬は、深掘りする対話の中から候補者たちの本質をしっかりと見抜いていく。
さらに、今回は『¥マネーの虎』の生みの親・栗原甚プロデューサーの提案で、広瀬が「斬新だ!」と驚いた異例の親子面談も実施。ずっとそばで見守ってきた存在だからこそ分かる歌姫候補たちの“本当の性格”や“家族のサポート体制”、夢に破れた時に親として考える将来など、ここでも広瀬が深く厳しく切り込んでいく。
また、3rdステージを勝ち残った歌姫候補には、広瀬の口から「FINALステージ=最終審査」の全貌も明かされる。2ndステージの通過者に渡された“最終審査のために、広瀬香美が書き下ろした新曲”。それを披露する舞台は、なんと広瀬香美の…。歌姫候補たちも絶句する驚きの審査会場とは。
■広瀬香美 コメント
プロデューサーの栗原さんから「親子面談」を提案された時は、斬新だなと思いました。私からは出ない発想でしたね。「ご家族も!? えー!」ってなりましたから(笑)。でも私も「こういう歌声は、どういう環境から生まれたのか?」ということを知れましたし、ご家庭によってもさまざまな考えを持っていらっしゃったので勉強にもなりました。今後なかなかオーディションをするたびに、ご家族を呼ぶということもできないでしょうから、今回この形で実現できたことは、すごく良かったなと思っています。
私も音楽家になりたかったから、やたらめったらオーディションを受けてきたほうなんです。だけど、やっぱりオーディションを開催する側は、ターゲットに沿う方が欲しいわけだから。受験と一緒で、そのターゲットに合ったものに応募しないと選んでもらえないというのは、今回面接を行って改めて感じたことです。ここで【マスク・オフ】(=不合格)になった方にも「次につながるように」という気持ちを一心に込めて、アドバイスを送ったつもりです。
この『歌姫ファイトクラブ!!』は、私にとっても記念すべきオーディション番組になったなと感じている作品です。一生懸命のめり込み過ぎて、よく分からなかった部分もありますけど(笑)「自分の中では余裕もないんだから等身大の私でいいや、それしかできないんだから」っていう気持ちで挑みました。ぜひ、観ていただければと思います。