アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が主演を務める、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の主題歌、本予告映像、本ビジュアルが29日、公開された。

映画『怪物の木こり』

同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。

映画『怪物の木こり』主題歌はSEKAI NO OWARI

主題歌はSEKAI NO OWARIの書き下ろし楽曲「深海魚」に決定。「化け物になれ」「生きるために」「暗闇で灯すんだ」と、本作のストーリーとシンクロするかのような意味深な歌詞も印象的な楽曲となっている。

本予告映像では、冒頭から主人公・二宮の“サイコパス”な人物像が露わに。助けを求める男性に「大丈夫?」と声を掛けながらも男性の首をかっ切る衝撃的なシーンから幕を開ける。目的のためなら人をも殺めてしまうサイコパス弁護士・二宮の前にある日現れたのは、不気味な顔と獣のような容姿をしたシリアルキラー「怪物の木こり」で、突如襲われた二宮は「絶対に殺してやる」と強い怒りをぶつける。そして、この日を境に、二宮VSシリアルキラー=怪物の木こりの、狩るか狩られるかの生き残りをかけた死闘が始まる。絵本『怪物の木こり』の怪物のマスクを被り、斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件を追う心理捜査官・戸城嵐子(菜々緒)を中心に、警視庁の刑事たちも本格的に捜査へと乗り出していく。

互いの命を狙い合う二宮と「怪物の木こり」、そして連続殺人の真相を追う戸城ら刑事たち。さらに、二宮の婚約者・荷見映美(吉岡里帆)、二宮の協力者であり死を弄ぶサイコパス外科医・杉谷九朗(染谷将太)、過去の殺人事件の容疑者である剣持武士(中村獅童)、正義感が強すぎる刑事・乾登人(渋川清彦)など、様々な人物が複雑に絡み合い、物語は予想外の展開へと進んでいく。二宮が「愛する人に殺されるなんて、ロマンチックじゃないか」と、怯える婚約者・映美の首元にナイフを突き付けるシーンも。また映像と共に解禁された本ビジュアルでは、鋭い目つきでこちらを睨み上げる二宮の顔と、「この男、超ヤバイ。」の文言が記されている。

亀梨和也 コメント

初めて聴いた時、怪しさ満点で、この映画の複雑さとリンクしているような印象を受けました。この楽曲が映画と合わさるとどのようになるのか、とても楽しみです。

三池崇史監督 コメント

天才だね。物語や登場人物の心と共鳴し増幅、心地よく深海へと導いてくれた。素晴らしい楽曲の生まれる瞬間に立ち会えたことを映画監督として幸せに思う。SEKAI NO OWARI最高です!

(C)2023「怪物の木こり」製作委員会