PR Tableは9月21日、「就職活動の意思決定に寄与する『コンテンツ』実態調査」の結果を発表した。同調査は9月、18~59歳の学生および社会人1,096名(内定承諾済の学生517名、転職経験のある社会人579名)を対象にインターネットで実施した。
就活を終えた24卒学生に、就職/転職の意思決定をする際に、どんなことに最も不安を感じたか尋ねると、「自分が求める仕事ができるのか」(29.2%)が最も多く、「自分が求める働き方ができるのか」(24.4%)、「どんな人たちと一緒に働けるのか」(23.0%)が続いた。
自分に合った職種、業界、企業を明確にするために、どんな情報が不足していると感じたことがあるか聞くと、「どんな働き方があるのか」(46.0%)、「どんな人が働いているのか」(40.4%)、「どんな職種があるのか」(40.0%)がTOP3を占めた。
キャリアや働き方の事例コンテンツの有無が入社意向に影響を与えるか尋ねると、82%が「とても影響を与える」「まあまあ影響を与える」と答えた。
入社の意向度が下がるコンテンツの内容としては、「採用サイトの情報が古いままで更新されていないと入社の意向度が下がる」(53.5%)が最も多かった。
企業情報を求人媒体や口コミサイト以外に情報を得るため、企業情報を「検索サイト」で調べたことがあるか尋ねたところ、71.2%が「ある」と答えた。特に企業名・職種 に関するワードで検索するという人が多い。
企業情報を知りたいと思った時、それぞれどのような形式のデジタルコンテンツが最も適切であるか聞くと、「キャリア・働き方の事例」「働き方・制度について」などいずれのカテゴリにおいても「動画」よりも「記事」コンテンツが適切であると答える人が多かった。