アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.が発行する個人向けの「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と中小企業経営者・個人事業主向けの「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」がリニューアル。9月13日に申し込み受付が開始された。発表会でカード事業部門 副社長の水村直美氏による解説を聞いてきた。

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    「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」が同時リニューアル

アメックスの「プラチナ・カード」とは?

今から30年前の1993年、日本初のプレミアムカードとして「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」が誕生。よりプレミアムな旅行をしたい人、特別な体験をしたい人のためにつくられたカードだ。当時はおよそ220の海外のホテルでの優待、海外で何かあった際のホットラインサービス、アメリカの人気レストランの予約代行といったサービスを通じて、"プレミアムな体験"を提供。日本におけるプレミアムクレジットカード業界のプレミアムセグメントのパイオニアとして牽引してきた。

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    30年前に日本初のプレミアムカードとして誕生した「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」

2018年にはこれまで公にしてこなかったプラチナ・カードの内容を公表し、他社に先駆けてメタルカードも発行した。これまでの招待制を申し込み制に変えることによって、"より開かれたプレミアム"という方向に舵を切ったという。

ターゲット層については、年収や年齢、性別といった区分よりも『毎日を楽しみたい』『日常の中にも特別な体験を求めている』ライフスタイルを重視しているとのこと。会員はミレニアル世代などの若い層にも広がっているそうだ。

アメックス「プラチナ・カード」を象徴するサービス

アメックスのプラチナ・カードを象徴するサービスとして、以下のようなものがある。

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    アメックス「プラチナ・カード」を象徴するサービス

ホテル・リゾート特典

厳選された世界1,300カ所以上のホテルやリゾート施設を、16時までのレイト・チェックアウト、朝食プレゼントなどの特典付きで利用可能に。

レストラン予約

ハイクオリティなレストランのみを集めたレストラン予約・決済サービス「ポケットコンシェルジュ」を通して、国内1,000以上のレストランを利用できる。「鳥しき」や「鮨 さいとう」などの予約困難な人気店を予約できるプログラム「KIWAMI50」も。海外でもアメリカ、香港、シンガポール、フランスなど約20カ国に対象レストランがある。

空港ラウンジ

世界130カ国500空港、1,200カ所以上のラウンジ(直営も24カ所)を利用できる。飲み物や軽食などを提供するリラックスした空間で、ビジネスパーソンのためのオフィスのような環境も整えているそう。

コンシェルジュ

自社で育成したプロフェッショナルなコンシェルジェ(正社員)が旅行の相談、食事の手配、チケットの手配など顧客の要望に24時間365日応対している。

「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」新たな特典は?

今回のリニューアルで「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」はどう変わるのだろうか。「カードを持っていただくことによって、毎日が"想像以上"になる、そして楽しんでいただけると思っております」と水村副社長。主な新しい特典を見ていこう。

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    「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」新たな特典

年に1回トラベルクレジット2万円分をプレゼント

プラチナ・カード更新で、年に1回トラベルクレジット(4万円以上のホテル予約の際に使える2万円分クレジット)がプレゼントされる。

グローバル・ダイニングで20%キャッシュバック

事前登録の上、対象ダイニングにてプラチナ・カードで支払うと毎回20%、年間最大4万円までキャッシュバックされる。

ラグジュアリーショッピングで20%キャッシュバック

「TAG Heuer」や「FRED」など世界で愛されるラグジュアリーブランドの対象店舗において、事前登録の上プラチナ・カードで支払うと毎回20%、年間最大合計3万円までキャッシュバックされる。

デジタル・エンターテイメントで20%キャッシュバック

映画やスポーツなどのデジタル・エンターテイメント対象サービスを、事前登録の上プラチナ・カードで支払うと毎回20%、年間最大合計1万2,000円(毎月最大合計1,000円)までキャッシュバックされる。対象サービスは「DAZN」「Hulu」など。

「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」新たな特典は?

「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」は、「ビジネスの未来を切り開いていくために万全なサポートをご用意したカード」(水村副社長)という。こちらの新しい特典は以下のようなもの。

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    「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」新たな特典

デジタル関連の支払いで年間最大3万円キャッシュバック

「ビジネス・バッキング・プログラム」では、事前登録の上、対象加盟店「Google広告」「Meta広告」「Adobe」にて半年間毎に累計20万円以上のカード利用で1万5,000円(年間最大合計3万円)キャッシュバックされる。

サイバー事故の各種対応費用を補償

サイバー事故の万一の発生に備える「ビジネスサイバープロテクション」を追加。損害賠償金、争訟費用や事故の調査から解決および再発防止までの諸費用を年間最高200万円(損害賠償金等は年間200万円、費用保険金はそのうち100万円)まで補償する。

請求業務の効率化サービス優待

「ROBOT PAYMENT(請求管理ロボ)」導入支援費用30万円が無料など、会員専用優待プランを用意。

どこにいても仕事に集中できる場所を提供

ビジネス・プラチナ・カード更新で、シェアスペースやコワーキングスペースが使える「OFFICE PASS」10回無料クーポンをプレゼントする。

年会費は16万5,000円

プラチナ・カード、ビジネス・プラチナ・カードともに、年会費は16万5,000円に改定する(11月1日以降の請求から)。従来の14万3,000円から2万2,000円の値上げとなることについて、水村副社長は「キャッシュバックなど新たなベネフィットとバランスを取って、どこが正しいかというのを考えた上で新しい料金を設定した」と話していた。